柳家小かじ     狸札
柳家三三      五人廻し
柳家三三      十徳
     仲入り
柳家三三      厩火事


先月はインフルエンザでヘロヘロの状態で、散々の年明けだった三三師だが、その後、旅公演も順調にこなして、また今月はいつも通り、元気なお姿での月例の高座が勤められて、まずはめでたい。

今月は地方公演続きで、一ヶ月の間、三三師を聴いたのがこの日のみで、これ以降の予定も入っていない、という、私にしては破天荒とも言える一ヶ月(汗)
思えば、三三師から始まった落語会通いも、今はごひいきの落語家さんが、十指に余る状況で・・分散していくのもやむを得ぬことか。(加えて、今月は文楽が三回あるし)

小かじくん、順調にネタ増やして、新ネタ登場。
昨年まで、この会には原則前座が登場せずに、開口一番の二つ目が高座返しをしていたのだが・・
今年は、二つ目を頼まないのかな?

「五人廻し」も「厩火事」もお蔵出しのネタで、「十徳」はネタ下し。
今までよりも、高座に余裕が出た感じで、楽しんで喋ってる様子が伝わってくる高座。三席ともとても楽しく聴かれた。

「五人廻し」は、最近扇辰師で聴くことが多いが、意外にも(失礼!)三三師のもいい。花魁が最期に出てくるパターンで、勤めに飽き飽きしている喜瀬川が見事にお大尽にしょい投げを食らわすサゲが小気味いい。

「厩火事」は、一昨年続けて聴いて、またしばらく聴いてなかったが、お崎さんの天然っぷりに磨きが掛かる!
このお崎さん、落語の中の女性登場人物の中で、噺家達の好感度ナンバーワンなんだそうだ(何年か前の「落語ファン倶楽部」の特集記事)。
女性からみると、そうでもないような気がするのだけれど・・男性は、やっぱり「高等遊民」(ヒモとも言う)が永遠の憧れなのか?(笑)

今年一年は、全て手の内を明かして掛かっている「月例三三」。いよいよ来月は、春、花見。