入船亭小辰    手紙無筆
柳家三語楼    道具屋
林家三平     紀州
漫才       笑組
柳家はん治    禁酒番屋
橘家圓太郎    雛鍔
    仲入り
柳家小せん    野ざらし
橘家文左衛門   寄合酒
ジャグリング   ストレート松浦
入船亭扇辰    ねずみ


さむ~い一日。演芸場の暖房の調子も悪かったらしく、ただただ冷たい風が吹いて来るだけ・・という心細さ。高座の方は、いつに変わらぬ熱演、怪演?だったが・・

小辰さん、「手紙無筆」は久しぶりだが、この間聴いた、二日酔でやる気の無い(失礼!)文左衛門師のが、定番とはいえ、やっぱり段違いの面白さだったので、いささか寄席では分が悪い・・
三語楼師、道具屋を「夜店」にしているのは珍しい気が。中身は変わらないのだが、夜の出来事か、と思うとガラッと変わってくる。

笑組さん、三日連続で聴いたが、ネタを微妙に変えてきているのは、なにげに凄い!某漫才師さんなんか、一年中同じネタか?って思えるくらい、ネタを変えないが、やっぱりちょっとでも変えた方が聴いてて嬉しい。

はん治師、古典週間?というくらい古典続き。
圓太郎師、来る途中、コンビニで目撃した現代っ子達の問題行動の慨嘆から「雛鍔」へ。子供は子供らしくあって欲しい、というのはいつの時代も大人の願望。どっこい、そうは問屋が・・(笑)

小せん師、面白いんだけどなぁ、ちょっと時間足りなかったか?「鐘がゴンとなりゃさ♪」の唄のメロディが独特だったのは、なんでだろう?編曲か。

文左衛門師、「困った、できる噺ない」ってツイートして、「寄合酒は?」という返信に答えたから?「寄合酒」。この師匠、マクラから噺に入る瞬間、眼に気合いの灯がともる。

ちょっと押して始まったトリの高座。今日は少しマクラがあった。岐阜の可児市での落語会の噺から入ったのが「ねずみ」。ただ、旅の噺のマクラ、というより、飛騨の甚五郎に繋げたか。
三日連続で聴いたのだが、洒落た江戸前の色っぽい噺、親子の情愛の泣ける噺、ときて、今日は甚五郎。これも、「水戸黄門漫遊記」のように、旅先で、めんどうなことに巻き込まれるが、その神業の彫り物のウデで、めでたく解決するという噺。
扇辰師お得意の一席ということで、噺の世界に浸り切って、サゲまで満喫した。今日で、今席はおしまい(笑)
あと一日、さて、千秋楽には何が掛かるかな?お天気が気になるが・・