曲独楽     三増紋之助 
金原亭馬の助  百面相
漫才      ロケット団 
入船亭扇辰   お血脈
桃月庵白酒   喧嘩長屋
奇術      マギー隆司
柳亭市馬    かつぎや
柳家花緑    漫談
粋曲      柳家小菊
柳家権太楼   代書屋
    仲入り
太神楽社中   寿獅子
 小楽・仙也(獅子)
 仙三郎・仙志郎・和助(囃子)

柳家小三治   小言念仏
柳家喬太郎   夫婦に乾杯
宝井琴調    赤穂義士伝より
 堀部安兵衛・浅野内匠頭対面の一席
紙切り     林家正楽
柳家三三    粗忽の釘


明けましておめでとうございます。
今年の初笑いも鈴本演芸場。また、旅先からの直行で、羽田から。
電車のトラブルもあって、鈴本には4時15分頃到着。
二部終演後、速やかに入場できたのは有り難かった。
IMG_0854.jpg  

お正月の高座は、お鏡も飾られて華やか。
賑やかに紋之助師の曲独楽から。今年は、風車のてっぺんに羊のぬいぐるみ!^^
馬の助師のいつもの百面相も、お正月ならでは。全く去年と同じなのも、年に一度のおめでたさゆえ文句もない。

さて、初落語は、扇辰師「お血脈」。何度も聴いてるネタも、初席の、いつもとは微妙に空気の違う寄席では新鮮。初めてと思しきお客さんにもよく受けて、ほどよく空気を暖めて下りて行った。

白酒師、「扇辰師匠から借りて来た訳ではありません!」黄土色のお着物が被っちゃった・・でも、借りるのは、無理!(笑)エキセントリックになっていくおかみさんが可笑しい。

市馬師「かつぎや」。やっぱり、お正月にはこれ聴かなきゃね^^

花緑師、去年の初席では「つる」ばかりだったが、今年は漫談??この日だけか?

小菊師、春らしい晴れ着も美しく、寄席スタンダードナンバーから両国風景まで、お得意のところをあざやかに短時間でまとめあげる。浮き浮きと楽しくなる。

権太楼師、お得意の「代書屋」。師匠のとびきりの笑顔が間近で見られて、春から縁起がいいなぁ。

仲入り後、太神楽社中の吉例、寿獅子。昨年までは元気な姿を見せてくれていた和楽さんのお姿がないのが、寂しい。その代わり、と言うのもなんだが、仙成くんの元気な後ろ足が見られたのは嬉しい。これからもずっと伝統が続いて行きますように。

小三治師、お念仏の手が引っかかり、茶碗の蓋が外れるアクシデント!中身がこぼれることはなく、無事だったのは幸い。なんといっても、赤ん坊に「バア」の笑顔がいい。

喬太郎師、お得意の・・。うーーん、どうもこの師匠の若い女性像が苦手だ・・(汗)

琴調先生、たいてい聴いた噺が多いのだが、これは初めてだった。安兵衛が堀部家の養子になって浅野のお殿様にお目通りするのだが、ここで飲み過ぎてお辞儀をしたまま前後不覚となるが、殿様からお叱りが無いばかりかお羽織を賜る。これに感激した安兵衛、仇討ちの活躍はこの日に結ばれた主従の縁による、という義士伝。いかにも、講談らしい後付けっぽい噺だけれど、生き生きと描かれるとワクワクと楽しい。

ここまででも大満足の初笑いだったが、ここからトリの三三師。お茶が運ばれたところを見ると、ノドの調子が悪いのか・・?と心配したが、ちょっと分からなかった。
初席第三部トリ二年目、この日は中日だったが、いつもの「粗忽の釘」のリズムが感じられなかったのは残念。
釘を打ち込まれた仏壇、「おじいさんがお念仏を上げる」仏壇だったのね!師弟で完結(笑)
あと一回しか行かれないが、後半尻上がりに調子を上げてくれることを願いたい。