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五街道雲助    身投げや
柳亭市馬     掛取り美智也
     仲入り
五街道雲助    芝浜


今年最後のらくご街道は、タイトルが「大晦日」。「身投げや」の設定を、大晦日に・・やや苦しいか?^^;
胡散臭い男をやらせたら、ピカイチの雲助師。相手の懐具合を探りつつ、「言い値」を決める、身投げやの男が、とにかく可笑しい!

市馬師は鉄板も鉄板、暮れには聴かなきゃ、のこの一席!今年、すごく痩せられて、会長職の激務のせいか、とか先輩師匠方からいじめられてるのでは?などと余計な心配をしていたのだが、さきごろ届いた「かわら版」によると、10キロのダイエットに成功されたそうだ(羨ましい!)

なるほど、いつに変わらぬ美声だった。これなら体調はいいに決まってる。
歌はプロなんだし、もちろん落語もプロ(笑)ということで、この「掛取り」は反則?というくらいのもんだ。楽しい一席でお仲入り。

雲助師の「芝浜」、久しぶりだ。マクラで振った師匠の子供時代の年末年始風景は、たしか昨年もあったと思うが、懐かしい昭和の風景がどんどん遠ざかるいま、ちょっと切なさを交えて聴く者の五感を呼び覚ます。
大詰め、あんまり嬉しそうに盃を口に持って行くので、このまま飲むのでは・・?と思わず固唾を飲んだ・・

終演後、来年昇進の決まった二人の前座、市助くんとさん坊くんも入り、両師匠の「餅撒き」(実際は、チロ◯チョコ撒き)があり、嬉しいことに、手に入れられなかった方にもロビーで配ってもらえるという配慮があって、全員が福のお裾分けに与り、幸せな気分で家路についた。
いたち屋さん、今年もありがとう!