入船亭小辰  不動坊

   仲入り

入船亭小辰  御神酒徳利



11回目なのだそうだ。毎回意欲的なこの会、納めの「暮れのコタツ」は、前回のお客様からの投票アンケートを元に、ネタ選び。
ちなみに昨年に続いて、トップのネタに投票してしまった・・

やっぱり、今年はこれでしょ、という「不動坊」。毎回変わる、ということだが、これだけ長いと、そうなるんでしょうねぇ・・
幽霊の仕草や、ハシゴ昇ったりするので、相当疲れるのだそう・・この一席で消耗激しかったという。

長屋の屋根上での騒動を描くこの落語、どうしても設定上、おかしいところがある。
それは、天窓を伝って幽霊を下ろすのだが、そもそも天窓って、外からは開かないのでは・・?という謎だ。
元々上方では冬の噺なのだが、東京では夏に季節を移している、というのは、幽霊噺ということの他に、天窓を開けて過ごしていた、というところもあるのかな?と思う。

仲入り後、あと一席だという。その理由は、始まれば分かる・・ということだったが、それはそうだ!たいへんな長講二席。
「御神酒徳利」は、昨年初めて聴いたときに、大変な衝撃が走ったネタ(おおげさだが・・)。なんなんだ、この上手さは!ほとんどダレないじゃないか・・と。
相変わらず、立て板に水、二つ目三年目スタートしたばかり、とはとても思えない高座で、来年に向けて、ますます自分を追い込もうとしている姿勢は、素晴らしい。
あとは、体力つけて、体調を気をつけて進むべき道を行って下さい、と願うばかりだ。
今年一年、楽しませていただきました、ありがとう!