開口一番 入船亭ゆう京  寄合酒
蜃気楼龍玉        夢金
隅田川馬石        火焔太鼓
      仲入り
桃月庵白酒        宿屋の仇討


みどりアートパークのオツな企画、ネタ出し(といっても当日までは伏せられてた)三席を、五街道の弟子達で競演というもの(加えて、お上の企画ゆえ、木戸銭が2500円という有り難さ!)

主催者側から、マクラにも注文が入ったらしく、「兄弟弟子をそれぞれが語れ」ということで、必然的に、それぞれが他のお弟子に愛のある(?)悪口になっていくわけで・・師匠のことはたったひとつ、兄弟弟子の会が最近増えたので、すねてるんだそうだ。「オレも出させろ!」いや、師匠、そうなると一門会ですから・・(汗)

この一門、いつもは押っつけ合いで出番が決まるのだが、この日はおとなしく香盤順に。主催者側の意向だろう。

ゆう京くん、このところ、いつもこのネタにぶつかってる気が・・^^;

この日の各ネタ、それぞれが初だったのは嬉しい。龍玉師「夢金」は、何度も掛けてるようだ。師匠譲りは違いないが(所々口調がソックリ!)雪の夜の川の身を切る寒さがあまり伝わってこない。悪事を持ちかける悪い侍は、さすがに目付きが怖い!サゲは、尋常な方。

馬石師、「火焔太鼓」は聴きたかったネタ。「鮑のし」くらいに演っちゃってくれたら、どんなに面白いだろう・・と思うが、さすがに、このネタじゃ、無理か。。。身動き取れない感じだが、太鼓が売れてからの遣り取りのオーバーアクションに、少し馬石師らしさが出たかな?「手一杯」を、全身使って、座布団から落っこちそうに・・
おかみさんはこの師匠らしく、ポンポン悪態をつくわりには怖くない。甚兵衛さんは、やっぱり鮑のしの甚兵衛さんに登場して欲しいな~。

白酒師、「宿屋の仇討」。この三席のネタにしたのは、どういう基準なのかな?あんまり白酒師の十八番の印象がないネタだが。この方は、お声が抜群にいいので忘れがちだけれど、あんまり滑舌がよくない。時々語尾が流れちゃうことがあって、聴き取り難いときもある。調子もあるのかもしれないが・・
マクラでは弟弟子たちいじりはやめにして、フィギュアスケートの、例の激突の話。自分も高座で血を流しながら頑張ったことがある、と告白。鈴本で、冬場、暑くてのぼせて、ツーッと鼻血が流れ出た!すすりながら、必死に高座を勤めていたら「おまえ、もういいから、引っ込め!」と客から言われたとか・・。羽生くんと比べる所が、さすが!

みどりアートパーク、これからの顔付けに注目していきたい。