入船亭小辰   紋三郎稲荷
入船亭小辰   代脈
    仲入り
入船亭小辰   転宅


一席目、ネタ下しの「紋三郎稲荷」。といえば、扇辰師の十八番!他の方ではあまり聴かないネタ。順調に一番弟子に継承された。(北風、「ぴゅ~~」の擬音は、もうちょっと練習してね!^^)
ネタ下しとあって、口馴らしが不十分な感じもするのは当然で、今後に期待。こういったちょっと軽めの、楽しい噺は合っている気がする。幕切れの二匹の子狐が愛らしかった。

二席目は一転して、一番掛けてるネタ、「代脈」。師匠に聴かれて「くどい!」と小言を食らったというが、いいんじゃないかな?とことん壊れていって、行きつく所を見届けたい。まだ二つ目、いろいろ試みて、たまには師匠の苦言に悩んだり・・いい修行してるなぁ。
サゲは「今のごめんなさいも聞こえませんでした」に変えてきた。

三席目、大きめのネタで来るか、と思いきや、いま身体の中に入れてるネタ、「転宅」。聞くたびにちょっとずつ違うが、前回の「女流噺家」はなくなり、もともとの女義に戻った。ところで、明治期に女の噺家がいたか?というのをちょっと調べたら、案外いたようで驚いた。
泥棒が、「一緒になったら、おでん一門に入れるか?」と浮かれるところが可笑しかった。(鼬小憎一門はやめていいのか・・?)某漫才師が、何かのバツで、「だめだったら、柳家一門」に入ります、と宣告したのを思い出しちゃった!(おかみさんの縁で・・)

終演後、次回12月公演のリクエストに使うかも?という投票があった。今年のピッコロさんでの演目がずらりと張り出され、思い思いの所に「たいへんよくできました」のシールが貼られていく。ピッコロご亭主ご夫妻の暖かい応援。