柳家喬志郎   真田小僧
曲独楽     三増紋之助
橘家圓太郎   強情灸
入船亭扇遊   一目上がり
柳家三三    開帳の雪隠
ものまね    江戸家小猫
柳家喬太郎   擬宝珠
露の新治    鹿政談
    仲入り
柳家権太楼   疝気の虫
紙切り     林家正楽
柳家さん喬   お直し


鈴本の夏恒例のネタ出しでのさん喬・権太楼競演。初日に出掛けた。
前座や二ツ目が出ない、変則興行。扇遊師の「一目上がり」が聴かれたのは珍しかった。

喬太郎師、まさか「崇徳院」じゃないよね・・と思いつつ聴いた噺。客席の反応を楽しみつつの高座。

露の新治師、弘法も筆の何とやら・・。一瞬絶句する場面あり。お得意の一席でもこういうことがあるとは。ご自身、「このような特別興行に呼んでもらえて、緊張してます」と開口一番おっしゃっていたが、まんざら社交辞令ばかりでもなかったか・・?毎年の恒例なのだけれど。初日の寄席の怖さ。

権太楼師、文句無しに楽しい一席。「今日は、古今亭志ん生の得意ネタが二つ並びました」と。そうなのか、「疝気の虫」も得意だったのか?と驚く。

さん喬師、「お直し」。このところ、喜多八師、龍玉師で聴いている。ずっと聴く機会がなかったのに不思議だ。さん喬師のは、心情を余すところなくくっきりと描いていくところ、私は、やや冗舌で表現過多のように感じてしまった。
最後に、夫が、ケコロに出た女房に対して「目が醒めた」という述懐も、「好きでこんなことやってたんじゃないよな、今まで一度だって」というのだが、急に悟り澄ました感じが唐突な感じ。あくまで酔客にいい顔をする女房への安っぽい嫉妬が出てくるほうが、この男らしい気がするのだけれど・・

60分近い長講だったが、ネタ出しなのに、この日に小中学生のお子さん連れがいたのが不思議だった。おとっつぁん、しくじりましたね。。。(汗)