林家つる子    堀の内
柳家麟太郎    転失気
太神楽曲芸    翁家和楽社中
柳家小せん    金明竹
隅田川馬石    元犬
紙切り      林家正楽
橘家文左衛門   夏どろ
五街道雲助    辰巳の辻占
     仲入り
漫才       ホームラン
春風亭百栄    寿司屋水滸伝
奇術       伊藤夢葉
蜃気楼龍玉    芝浜



昨日に続き、大勢の団体さんとご一緒。「鈴本で落語を聴く会」という団体さんだったようだ。さすがに大人だったし、どうということはなかったのだが、全員に、「コンビニ袋入り」のお弁当が配られたようで・・これが曲者。あっちでガサガサ、こっちでガサガサ・・人数が多かったので、ほぼずーっと、その音が響いたまんまの寄席だった(汗)
まあ、いろんなことがあるもんです。

麟太郎さん、お初かもしれない。「十人寄れば気は十色」で、いきなり噛んじゃったのは辛い・・。
小せん師の「金明竹」も、もしかしたらお初か?意外や、だんだん猛スピードになる言い立て。
馬石師の「元犬」は、それこそ何十回?というくらい聞いているが、先日のTV放映で聞いて、またここで聞いて、全く飽きない。実に丁寧に演じられているのが伝わってくるし、しかも、面白い。
正楽師、まさかの「お寿司を食べているオバマ大統領」というお題に、少しもうろたえることなく、お銚子を挟んで、安倍総理とオバマ大統領がお寿司をつまんでいるシルエットを鮮やかに。そっくりのご両人に、万雷の拍手。
文左衛門師「夏どろ」。このところ立て続けに聴いているネタだが、流行っているのか?季節到来だからか・・
代演の雲助師、お得意の「辰巳の辻占」で、さりげなくお弟子の龍玉師へ応援。
百栄師、よかった・・「寿司屋水滸伝」で。

龍玉師、団体さんだし、軽めの噺になるかな?と覚悟していたのだが、噺家の時知らず、「芝浜」と来た。
全体的に余計な入れごとは省いて、スッキリとした印象。酒に溺れた勝五郎の仕事の腕が落ちたところなどはなく、酒が抜けてからのいい腕を発揮する所だけ。面白かったのが、魚勝の店が、裏通りの店だ、と特定していたところ。
いきなりの大出世を遂げたわけではなく、つつましやかな店を持った幸せ。妻から財布の存在を聞かされ、「お手をお上げなすって」の台詞は、精一杯の感情がこもる。サラリと言う人が多いのだが、龍玉師には、あっている気がする。