林家つる子    堀の内
入船亭扇辰    明烏
桃月庵白酒    笠碁
    仲入り
桃月庵白酒    浮世床(将棋~本)
入船亭扇辰    竹の水仙


それは、つる子ちゃんの不穏なひと言から始まった・・たぶん。
前半、両師匠、がっぷり四つの大熱演。客の気分としては、仲入りですでにお腹一杯。もう、いいかも・・というくらいの満足度だったのだが・・(汗)仲入り後もその力を緩めることのない熱演が続くことになろうとは・・

扇辰師の「明烏」は初めて。この師匠は、なかなか「初めて」のネタにぶつからないので、嬉しい。若旦那の初心っぷりがすごい!泣くところは、まるで小学生だ(汗)これは、また近いうちに聴けるかな?

白酒師の「笠碁」、笠からはみ出てずぶ濡れ、という設定が可笑しい。たしかに、白酒師だと、物理的にそうなるわけで・・(笑)店先に荷物を置いたままにするのは邪魔だから片付けろ、という小言は、そのまま店先に碁盤をおいて打ってみせようとする旦那に還ってくる可笑しさ。何度聴いてもいいなぁ。

仲入り時にすでにかなり時間がたっていたので、浮世床も、本だけかと思いきや、短めながら将棋もついた。碁の噺のあとだし、いらなかったような・・もう、波動攻撃の笑いに耐えかねていた人、多数。

そして、トリネタに掛かったときには、九時!扇辰師、まさかの袴で登場!ということは・・。まさかの「竹の水仙」が始まってしまった。これは、扇辰師のネタの中では屈指の長講。50分は掛かる。あ、そうか、器用な師匠のこと、終演時間の縛りがあろうから、短縮版に挑戦か!?と勝手に思っていたのだが・・きっちり50分でした(笑)

いや~~、なんというか、ものすごく疲労感漂う客席。この日は平日で、お仕事帰りの方も多かったわけで・・軽い噺を期待していた客席は、完全に裏切られてしまった・・

師匠、たっぷりとお疲れさまでした。そして、いつもより一時間近く遅くまで付き合うことになった、客席のみなさま、お疲れさまでした~~。