柳家市助     狸の札
金原亭龍馬    笊屋
入船亭遊一    転失気
桂宮治      大工調べ
    仲入り
柳亭市楽     四段目
入船亭小辰    御神酒徳利


久しぶりの研精会。小辰さんがトリ。

市助くん、このネタ遭遇率高し。面差しがなんとなく、子狸然としていて(失礼!)、いつ聴いてもたのしい。

龍馬さん、笊屋が商いに出る前にちょっとした入れごとがあるのだが、なんとも品がなくて、しかもしつこい・・やめたほうがすっきりするのに。

遊一さん、新しいお着物がお気に召さないようで・・軽い噺でさっと下りた。

宮治さん、芸協自虐ネタも、昇太師匠ネタもなく(笑)いきなり噺に入ったと思ったら、「大工調べ」だった。大家の家でタンカを切るところまで約20分。タンカでちょっともたついたとこもあったけど、そんなに完璧じゃなくても、十分面白かった。与太郎の生き生きしてるとこがまず良かった。ごく自然に造型できていたようだ。それに比べると大家さんがちょっと憎めなくて、もうちょっといやらしくてもいいのになぁ・・いままで聴いた中で一番よかった宮治さんだった。

市楽さん、残念ながら、マクラから噺まで、先月の月例三三と完全に被ってしまった。この日は、トリがたっぷり、ということで、みんな短め。15分で下りた。

さて、小辰さん、「待ってました」の声が掛かったから、というわけでもないだろうが、明らかに緊張している。早い・・。45分弱でこの長い噺をやってのけたのだから、やはり早口だった。
何度かちょっとしたミスもあったが、まず無難にこなして、ほっとしたのでは?
この日は善六さんが等身大の、小辰さんに近い人に見えた。いろんなことに巻き込まれていき、結果オーライとなるが、そこまでたどりつくのに、もがきにもがく・・そんな善六さんに、自身が投影されているように思えた。

明日は、小辰さんの二つ目二目年の会がある。この一年、全力疾走されてきた小辰さん、明日の会でどんな顔を見せてくれるのか、楽しみだ。それにしても、㊙ゲストって・・誰だろうか?