ジャグリング ストレート松浦
金原亭馬の助 百面相
漫才 ロケット団
柳家小せん 商売根問
桃月庵白酒 時蕎麦
奇術 伊藤夢葉
柳家喬太郎 幇間腹
五街道雲助 勘定板
音曲 柳家紫文
柳家権太楼 黄金の大黒
仲入り
寿獅子 太神楽社中
柳家小三治 小言念仏
柳家花緑 つる
入船亭扇遊 浮世床(夢)
紙切り 林家正楽
柳家三三 笠碁
千秋楽。
小せん師、お得意の「鷺取り」の前半部分。脱力系にして洒脱なたのしさたっぷり。
白酒師。雲助師からの「時蕎麦」。まずい方の蕎麦屋が、景気悪いのは当然で、こちらのほうが納得がいく。それにしても、熱くして、と頼んだ蕎麦つゆが、冷たいなんて・・。それも、急がせた客のせいだなんて・・。「自分の非を簡単に認めちゃいけないんだ、商売人は。ははは・・」鉋じゃなくて、包丁で切った薄い竹輪(麩)。その腕を他に活かさないって「奥床しいね」さすがの一席。
喬太郎師、いざ、鍼を刺すところで、仰向けになり、立派なお腹がせり出す。「なんでこの噺をしようかと思ったか。これを使わなきゃ、と思ったから!」それにしても若旦那、猫の脳天に打って昇天させるとは@@
雲助師、ああ、私の寄席の嫌いな演目ベスト3の筆頭をやってくれました! ただし、時間が短く、コトに及ぶ前までで、サゲが「さすがお江戸だ。板が車仕掛けになっている」(算盤)
権太楼師、もう、三回連続のこのネタ。なんにも言えない・・・。
小三治師、予想通り、「小言念仏」。初めて聴いたお客さん達が大喜びだった。
花緑師も、今席2回の出番ともに「つる」。「首長鳥転じて鶴となった」話をもちこむのが、床屋。お客がみんな話の成り行きを見守っているところが可笑しい。
扇遊師、お得意の「浮世床 本」。師匠の声の心地よさ。いいなぁ・・
さて、三三師。「笠碁」は、ちょっと予想外だった。(「妾馬」かな?と思っていた。)一目待った、待たないから大げんかになったご隠居二人。冷めるまで「待って」飲めと言われたお茶に連想して悔い、孫の喧嘩に自身の喧嘩をダブらせて苦い思いが広がっていく。なにげない日常の一コマが積み重なって二人の老人の声なき叫びになっていく。「ああ、碁を打ちたい!あいつと!」意地の張り合いにもついに限界が来て、雪解けとなり、大団円。この日はサゲがなく、切った。
気負うこと無く淡々と千秋楽を迎えた印象の三三師。たいへんなプレッシャーとの闘いだったはずだ。今は、重い荷物を下ろしたところだろうか。お疲れさま。
金原亭馬の助 百面相
漫才 ロケット団
柳家小せん 商売根問
桃月庵白酒 時蕎麦
奇術 伊藤夢葉
柳家喬太郎 幇間腹
五街道雲助 勘定板
音曲 柳家紫文
柳家権太楼 黄金の大黒
仲入り
寿獅子 太神楽社中
柳家小三治 小言念仏
柳家花緑 つる
入船亭扇遊 浮世床(夢)
紙切り 林家正楽
柳家三三 笠碁
千秋楽。
小せん師、お得意の「鷺取り」の前半部分。脱力系にして洒脱なたのしさたっぷり。
白酒師。雲助師からの「時蕎麦」。まずい方の蕎麦屋が、景気悪いのは当然で、こちらのほうが納得がいく。それにしても、熱くして、と頼んだ蕎麦つゆが、冷たいなんて・・。それも、急がせた客のせいだなんて・・。「自分の非を簡単に認めちゃいけないんだ、商売人は。ははは・・」鉋じゃなくて、包丁で切った薄い竹輪(麩)。その腕を他に活かさないって「奥床しいね」さすがの一席。
喬太郎師、いざ、鍼を刺すところで、仰向けになり、立派なお腹がせり出す。「なんでこの噺をしようかと思ったか。これを使わなきゃ、と思ったから!」それにしても若旦那、猫の脳天に打って昇天させるとは@@
雲助師、ああ、私の寄席の嫌いな演目ベスト3の筆頭をやってくれました! ただし、時間が短く、コトに及ぶ前までで、サゲが「さすがお江戸だ。板が車仕掛けになっている」(算盤)
権太楼師、もう、三回連続のこのネタ。なんにも言えない・・・。
小三治師、予想通り、「小言念仏」。初めて聴いたお客さん達が大喜びだった。
花緑師も、今席2回の出番ともに「つる」。「首長鳥転じて鶴となった」話をもちこむのが、床屋。お客がみんな話の成り行きを見守っているところが可笑しい。
扇遊師、お得意の「浮世床 本」。師匠の声の心地よさ。いいなぁ・・
さて、三三師。「笠碁」は、ちょっと予想外だった。(「妾馬」かな?と思っていた。)一目待った、待たないから大げんかになったご隠居二人。冷めるまで「待って」飲めと言われたお茶に連想して悔い、孫の喧嘩に自身の喧嘩をダブらせて苦い思いが広がっていく。なにげない日常の一コマが積み重なって二人の老人の声なき叫びになっていく。「ああ、碁を打ちたい!あいつと!」意地の張り合いにもついに限界が来て、雪解けとなり、大団円。この日はサゲがなく、切った。
気負うこと無く淡々と千秋楽を迎えた印象の三三師。たいへんなプレッシャーとの闘いだったはずだ。今は、重い荷物を下ろしたところだろうか。お疲れさま。