曲独楽 三増紋之助
金原亭馬の助 百面相
漫才 ロケット団
隅田川馬石 反対俥
桃月庵白酒 つる
奇術 マギー隆司
柳家喬太郎 時蕎麦
五街道雲助 庭蟹
音曲 柳家紫文
柳家権太楼 黄金の大黒
仲入り
寿獅子 太神楽社中
柳家小三治 初天神
柳亭燕路 粗忽長屋
柳亭市馬 かつぎ屋
紙切り 林家正楽
柳家三三 文七元結
2回目。後半は前売りがなく、全席自由の当日券だ。いつもの寄席よりも、1時間ほど早めに並んでみた。さ、寒い。地面から冷気が這い上ってくる。地団駄踏みながら必死に開場を待った。
この日は、前半古今亭で後半柳家といった顔。
馬の助師、お正月らしく百面相で、大黒天、恵比寿様、達磨大師、文福茶釜。
馬石師(ここまで、お二人とも名前に干支の「馬」)、「反対俥」は初めて聴いた。速い俥のほうで、お客の揺れ方が尋常ではない。これは、ほんとに舌を噛みそう・・。
白酒師、やっぱり「つる」(笑)お正月だし、久しぶりに聴けて大笑い。
喬太郎師の「時蕎麦」は初めて。もう、後半の蕎麦屋の蕎麦のまずそうな様子ったらない。またまた思ってしまう。なんでこんな蕎麦屋にお得意さんがいるんだろう・・(汗)
雲助師の「庭蟹」というのは、初めて聴くネタだった。なんでも時間調整なんかに使われる、いわゆる「逃げ噺」なんだそうだ。洒落の分からない旦那が、名人だという番頭に習おうとするが、全く通じない。「ついたて、みそか、大晦日」なんてくだらない駄洒落が、どうにも飲み込めない訳で、「庭にカニが這い出して、にわかに洒落は作れない」というのが、題名となってるようだけど、ほんとに駄洒落ばっかりで、きっと普通に演じても面白くもなんともないんでしょうけど、そこは雲助師。たのしい一席に仕上がった。師匠のお着物の裏地が朱色で、いつもの地味なお着物と違って、お正月らしく華やかで素敵だった。
紫文師、久々に聴いた「勧進帳(あ◯だ飴)」。全部、長谷川平蔵以外というのも珍しい。
権太楼師、大家さんちのお坊ちゃんと長屋の子供達が遊んでて、ぴかっと光るものを見つけたのが、なんと黄金の大黒で、みんながごちそうになるのだが、この長屋のみんな、とんでもないものを食べてしまっているのだ。大家さんちのあるペット・・@@最後までこのことがクローズアップされる一席。そういえば、権太楼師のお得意のネタに「猫の災難」があった(汗)
小三治師「初天神」。露天商のくだりは、団子屋だけ。おとっつぁんを見上げる金坊の目線が可笑しい。
燕路師「粗忽長屋」。お正月には、おめでたくない噺だけど・・
市馬師「かつぎ屋」。こちらは縁起かつぎをしすぎる旦那を揶揄して、権助の言い間違えが痛快。
さて、三三師。いきなり吾妻橋で、左官の長兵衛が手代文七の身投げを止めるシーンから。二人の会話だけで進行するこのシーンの緊迫した遣り取りに惹き込まれていく。
時間の関係でだろう、ここまでの成り行きや佐野槌の女将など、すべて省かれ、二人の男の奇妙な出会いとその場の仕儀だけが凝縮され、何度も身投げを止めようとする所など丁寧に演じられた。
このあとの、文七の奉公先の鼈甲問屋の旦那と番頭の出てくる場面。さらに大詰めの長兵衛の長屋での場面。この3つの場面に焦点を絞っての文七元結。
三三師で聴くのは2012年11月以来の久しぶりの「文七」だった。そのときは時間たっぷりのフルバージョンだったので、この日のとは違ったが、こんなふうにシャープに刈り込んで演じるのも面白い。限られた時間という縛りゆえの面白い試みだった。
金原亭馬の助 百面相
漫才 ロケット団
隅田川馬石 反対俥
桃月庵白酒 つる
奇術 マギー隆司
柳家喬太郎 時蕎麦
五街道雲助 庭蟹
音曲 柳家紫文
柳家権太楼 黄金の大黒
仲入り
寿獅子 太神楽社中
柳家小三治 初天神
柳亭燕路 粗忽長屋
柳亭市馬 かつぎ屋
紙切り 林家正楽
柳家三三 文七元結
2回目。後半は前売りがなく、全席自由の当日券だ。いつもの寄席よりも、1時間ほど早めに並んでみた。さ、寒い。地面から冷気が這い上ってくる。地団駄踏みながら必死に開場を待った。
この日は、前半古今亭で後半柳家といった顔。
馬の助師、お正月らしく百面相で、大黒天、恵比寿様、達磨大師、文福茶釜。
馬石師(ここまで、お二人とも名前に干支の「馬」)、「反対俥」は初めて聴いた。速い俥のほうで、お客の揺れ方が尋常ではない。これは、ほんとに舌を噛みそう・・。
白酒師、やっぱり「つる」(笑)お正月だし、久しぶりに聴けて大笑い。
喬太郎師の「時蕎麦」は初めて。もう、後半の蕎麦屋の蕎麦のまずそうな様子ったらない。またまた思ってしまう。なんでこんな蕎麦屋にお得意さんがいるんだろう・・(汗)
雲助師の「庭蟹」というのは、初めて聴くネタだった。なんでも時間調整なんかに使われる、いわゆる「逃げ噺」なんだそうだ。洒落の分からない旦那が、名人だという番頭に習おうとするが、全く通じない。「ついたて、みそか、大晦日」なんてくだらない駄洒落が、どうにも飲み込めない訳で、「庭にカニが這い出して、にわかに洒落は作れない」というのが、題名となってるようだけど、ほんとに駄洒落ばっかりで、きっと普通に演じても面白くもなんともないんでしょうけど、そこは雲助師。たのしい一席に仕上がった。師匠のお着物の裏地が朱色で、いつもの地味なお着物と違って、お正月らしく華やかで素敵だった。
紫文師、久々に聴いた「勧進帳(あ◯だ飴)」。全部、長谷川平蔵以外というのも珍しい。
権太楼師、大家さんちのお坊ちゃんと長屋の子供達が遊んでて、ぴかっと光るものを見つけたのが、なんと黄金の大黒で、みんながごちそうになるのだが、この長屋のみんな、とんでもないものを食べてしまっているのだ。大家さんちのあるペット・・@@最後までこのことがクローズアップされる一席。そういえば、権太楼師のお得意のネタに「猫の災難」があった(汗)
小三治師「初天神」。露天商のくだりは、団子屋だけ。おとっつぁんを見上げる金坊の目線が可笑しい。
燕路師「粗忽長屋」。お正月には、おめでたくない噺だけど・・
市馬師「かつぎ屋」。こちらは縁起かつぎをしすぎる旦那を揶揄して、権助の言い間違えが痛快。
さて、三三師。いきなり吾妻橋で、左官の長兵衛が手代文七の身投げを止めるシーンから。二人の会話だけで進行するこのシーンの緊迫した遣り取りに惹き込まれていく。
時間の関係でだろう、ここまでの成り行きや佐野槌の女将など、すべて省かれ、二人の男の奇妙な出会いとその場の仕儀だけが凝縮され、何度も身投げを止めようとする所など丁寧に演じられた。
このあとの、文七の奉公先の鼈甲問屋の旦那と番頭の出てくる場面。さらに大詰めの長兵衛の長屋での場面。この3つの場面に焦点を絞っての文七元結。
三三師で聴くのは2012年11月以来の久しぶりの「文七」だった。そのときは時間たっぷりのフルバージョンだったので、この日のとは違ったが、こんなふうにシャープに刈り込んで演じるのも面白い。限られた時間という縛りゆえの面白い試みだった。