柳家小かじ   道具屋
柳家三三    権助提灯
柳家三三    魚屋本多
    仲入り
柳家三三    小言幸兵衛


小かじくん、さすがに連日となると、なかなか笑えない「道具屋」。もうちょっと、頑張れ・・・

三三師の三席のうち、今夜はなんといっても、久々の「魚屋本多」だ。一時期よく掛けていたが、このところパッタリと掛けなくなって久しい。今週の落語研究会で掛けていたので、あるいは・・と思っていた。
屋敷外を通りかかった八百屋の宗太郎が、実はこの屋敷の主、お大名となった本多様の落し胤と知れる。この日は、主の若き日のラブロマンスに至るまでの「軍物語」が面白かった。けっして立て板に水の講談調にはならずに、あくまでお大名が語る「軍物語」としての体を崩していない語り口だ。殿様が居並ぶご家来衆(と、魚屋宗太郎)に聴かせているというの設定。それが無理なく伝わってくる。客席もシーンとなって、聴き入った。

技巧を尽くした二席目のあとは、先日の月例でも掛けた「小言幸兵衛」で、爆笑を誘った。
とてもメリハリが効いて、いい三席だった。