開口一番 柳家花どん 出来心
隅田川馬石 狸札
隅田川馬石 粗忽の釘
仲入り
隅田川馬石 山崎屋(よかちょろ~山崎屋)
毎回楽しみなこの会。この日もほぼ満員御礼の盛況。
馬石師の狸は、お目々パッチリで、とても愛嬌があって可愛い。この噺はいろんな方が手がけるけど、愛嬌のある方のほうが似合っている。(市助くんは、体型がバッチリだけど・・)
そしてまた、馬石師の粗忽噺の面白さは、ひょっとして、地?とも思えるくらいのもので、毎回お腹を抱えて笑ってしまう。
仲入り後、おそらくは仕立て下ろしか?という薄緑色のお着物にお召替えで、山崎屋。このお着物、ひょっとしたら、受賞の賞金で誂えられたのかな?と思ったのは、前回、龍玉さんが、「兄さん、賞金で着物買いなさいよ。で、余ったら、飲ませて」と言われたと話していたので、ちょっと連想してしまった。
山崎屋の前半、「よかちょろ」は、初めて聴いた。後半のサゲまでの仕込みにあたる部分で、放蕩ものの若旦那が,
苦りきった大旦那の前で「よかちょろを」歌ってみせる、というところが見せ場。
前半は、本当にむつかしい。昔の遊びのムードを出すというところがまず難関で、実際に歌わないといけないというところも。
やはり、後半に入ってからが良かった。吉原の花魁を、番頭が一計を案じて放蕩息子の嫁として納まらせて、若旦那も商売に身を入れるようになり、万々歳。ところが、大旦那が、武家奉公をしていたという嫁に、どこの家中か尋ねたところが、なんとも噛み合ぬ二人の会話。
「北国(ほっこく)ざます」
「北、というと加賀様か」
から始まって、大名行列のことを尋ねるが、もと花魁のお嫁さんは、「花魁道中」のこととして答える。
それにしても、廓言葉さえ知らない旦那・・・「明烏」の若旦那が、そのまんま大人になっちゃったみたいだ。「商いのきっさき」が、鈍らなかったのだろうか・・?
馬石師の、もと花魁の若妻のしっとりとした風情がなんとも、いい余韻だった。
隅田川馬石 狸札
隅田川馬石 粗忽の釘
仲入り
隅田川馬石 山崎屋(よかちょろ~山崎屋)
毎回楽しみなこの会。この日もほぼ満員御礼の盛況。
馬石師の狸は、お目々パッチリで、とても愛嬌があって可愛い。この噺はいろんな方が手がけるけど、愛嬌のある方のほうが似合っている。(市助くんは、体型がバッチリだけど・・)
そしてまた、馬石師の粗忽噺の面白さは、ひょっとして、地?とも思えるくらいのもので、毎回お腹を抱えて笑ってしまう。
仲入り後、おそらくは仕立て下ろしか?という薄緑色のお着物にお召替えで、山崎屋。このお着物、ひょっとしたら、受賞の賞金で誂えられたのかな?と思ったのは、前回、龍玉さんが、「兄さん、賞金で着物買いなさいよ。で、余ったら、飲ませて」と言われたと話していたので、ちょっと連想してしまった。
山崎屋の前半、「よかちょろ」は、初めて聴いた。後半のサゲまでの仕込みにあたる部分で、放蕩ものの若旦那が,
苦りきった大旦那の前で「よかちょろを」歌ってみせる、というところが見せ場。
前半は、本当にむつかしい。昔の遊びのムードを出すというところがまず難関で、実際に歌わないといけないというところも。
やはり、後半に入ってからが良かった。吉原の花魁を、番頭が一計を案じて放蕩息子の嫁として納まらせて、若旦那も商売に身を入れるようになり、万々歳。ところが、大旦那が、武家奉公をしていたという嫁に、どこの家中か尋ねたところが、なんとも噛み合ぬ二人の会話。
「北国(ほっこく)ざます」
「北、というと加賀様か」
から始まって、大名行列のことを尋ねるが、もと花魁のお嫁さんは、「花魁道中」のこととして答える。
それにしても、廓言葉さえ知らない旦那・・・「明烏」の若旦那が、そのまんま大人になっちゃったみたいだ。「商いのきっさき」が、鈍らなかったのだろうか・・?
馬石師の、もと花魁の若妻のしっとりとした風情がなんとも、いい余韻だった。