入船亭小辰   鈴ヶ森
柳家三三    近日息子
柳家三三    首提灯
     仲入り
柳家三三    質屋庫


小辰さん、三三師のお弟子の小かじくんが鈴本夜席に出勤のため、高座返しも勤めることに。いいな~、めくりの隣に眼鏡かけて客席を見渡してる姿、懐かしい!なんていったら、ご本人に怒られるかもしれないけど。前日の「代脈」よりもいい出来。やはり、いま、このネタが一番安定してる。それと、月例のお客さんにも助けられてるところがあったかもしれない。やはり、みんないいところで笑ってくれる。

そんな後輩へのエールか、同じ「小辰」という名の小三治師の一番弟子がいたこと、という話から始めた三三師。ご自身のお弟子との鼻濁音の稽古風景を仕方話でしてくれたのが、面白かった。柳家は鼻濁音、うるさいんですよね。小かじくん、頑張れ~!
三三師の近日息子、最近何度か聴いているが、面白い。息子に先へ先へ、と気を回されて、忌中の札までぶら下げられちゃうおとっあん。苦虫かみつぶした表情がいい。

首提灯は、すごく久しぶりだったが、首が落ちる所、ドキッとしてしまった。この噺は、なんといっても、首がずれてから落ちかかるところまでの仕草が眼目だから、これがうまくいかないと、おじゃんになっちゃうのだが、今回、以前よりもよかった。

「質屋庫」は、このところこの季節の定番化してきている。マクラに湯島天神の梅の話、受験の話を入れてるので、この時期ばかり、ということになるのだろう。

さて、このあとは三月~四月お休みで、全国行脚の旅。傍目には大変だ、大丈夫だろうか・・と思えるものだけど、ご自身はきっと楽しめるのだろう。高座生活20周年の記念の全国公演、是非成功させてほしいと願っている。