入船亭辰まき    千早ふる
入船亭扇辰     雪とん
    仲入り
春風亭百栄     バイオレンス・スコ
入船亭扇辰     徂徠豆腐


辰まきくん、寿限無の次は、「千早ふる」!ちょっとひやっとしたとこあったけど、なんとか最後まで。長くて大変でした。この二番弟子と、一番弟子の小辰さんとは、全く違うんだそうだ。小辰さんは、「頑固」。辰まきくんは、「長短」の「長」。返事も一拍置いて・・とは、師匠の弁。それにしても、懸命に師匠の「千早」をなぞってて、微笑ましい。

「雪とん」は、初めて聴く噺。芝居の「お祭佐七」を換骨奪胎・・というか、名前だけ持って来たような。なんか、この噺、出てくる人物がみななんだかあんまり好きになれないなぁ。論外の女中お清を筆頭に、訳も分からず「据え膳」・・ということになる佐七といい、あまりにも大胆なお嬢さんといい・・面白かったんだけど。この噺のときに使った手ぬぐいは、新二つ目となった愛弟子の小辰さんのものだった。

百栄師のこの噺も初めて。師匠の「猫Lave」の気持ちが伝わってくる気がする。キャットフードの分類に詳しくなる。なんだか、O師匠コンビの漫才の箸に詳しくなるのとちょっと似てる思いが・・

徂徠豆腐は、お得意の一席。あれ?初めに豆腐屋さんが徂徠の茅屋に豆腐を商いに寄るところ、あんなに寒そうだったかな?バリバリと霜柱を踏みしめて、ほんとに寒そう。その中で「冷や奴」を食べるのは、いかにも異常だ。ここは、寒いほうがいいんでしょうね。

本年最後の扇辰日和、「良いお年を・・」と送り出され、ああ、もう年の暮れか、と慌てる思い。来年は、6月までないそうで、残念だ。