柳亭市楽     やかん
柳家三三     悋気の独楽
柳家三三     乳房榎(前)
    仲入り
柳家三三     乳房榎(後)


3ヶ月のお休みを経て、国立演芸場から霞ヶ関イイノホールに移っての初回だ。ずいぶん通った永田町国立演芸場。月例がなくなって、とんとご無沙汰。。このイイノホールも、これから毎月訪れることになるのか。

市楽さん、サゲが「この噺は続きがありまして、このやかん、アメリカに渡ってケトル(毛取る)になった」

密かに恐れていた(笑)六連チャン「夏どろ」はセーフ!「悋気の独楽」。なんともこわ~いおかみさん。

ここで幕が降りたので、仲入りと勘違いか、かなりの人が出て行っちゃった!このタイミングで仲入りはありえないのにな~@@
見ると、会場スタッフもドアを開けていたので、打ち合わせがうまくいってなかったか・・?

そしていよいよ「乳房榎」。昨年の夏に、三三師と雲助師で聴いて、仕上げに歌舞伎も見てしまった、というマイブームだった噺。今年は初めてだ。
この発端部分の主役は磯貝浪江。このはっきり言って色欲のみに突っ走る悪人が、三三師がやるともうそこに存在する、としか思えないリアリティーで迫ってくる。(イイノホール、センターブロックの席は非常に見易く表情がハッキリ見られたのが大きい。)

しかも、この段階では完全に「悪」が強くて、正義が負け続ける。勧善懲悪は、はるか大団円までお預けだ。聴いている方は、ちょっとしたフラストレーションを抱えることになる。惹き込まれているから、なのだけど。

語り終えた三三師、いつもよりも丁寧なお辞儀。来月は「死神」またまた楽しみだ。