立川志の太郎   饅頭こわい
立川志の彦    初天神
立川志の輔    猿後家
    仲入り
松永鉄六     三味線
立川志の輔    井戸の茶碗


久しぶりの巣鴨。相変わらずの賑わい。
前座さん二人は、五番弟子、六番弟子。
う~ん、貴重な勉強の場だ。

志の輔師、「猿後家」は、文化放送(?)で日曜日に放送されるそうだ。
ラジオもいいが、表情も仕草も見えないのは、楽しみも半減。
やはり、落語は映像あってこそだ。
すぐにおだてに乗るおかみさん。そこにつけ込む連中、と、
ろくな人間が出てこない噺。
あんな、バカな女がいるわけない、と思うのだけど・・・
一つだけ、引っかかったのは、「浅草の観音様にお参りして・・」というところで、
柏手を打った。これは変ですね。神社じゃないから。

仲入り後、この会ではおなじみ、出囃子担当の鉄六さん(この名前だが、美女である)
初々しい感じ。
矢野顕子作という、「元禄花見踊」と「気仙沼においでよ」という曲を披露。
(志の輔落語を気仙沼に聴きにいく、という糸井重里氏の壮大なプロジェクトで使われたもの)

トリネタの「井戸の茶碗」は、来月の国立劇場「落語研究会」のネタだそうで、
45分の尺しかないので、練習とのこと・・45分、普通じゃないか、と思ったのだが。
やはり、志の輔師のは、少し長めかも。

一番、オリジナルなところは、くず屋の清兵衛が、千代田朴斎に
「アタシが、150両なんて大金持って、落としちゃいけない・・
受け取ってもらえなかったら どうしようか
なんて、行ったり来たりしてるところ、一度でも思い浮かべたことがありますか!?」
と、食って掛かり、それを聞いた朴斎、おおいに恥じ入るところだ。

非常に理詰めなところ、この師らしい「井戸の茶碗」だ。
これも、TBS落語研究会で、何ヶ月後かに放送されるそうだ。