前回塗装した、某社の缶スプレー、ウレタンクリアーは塗膜が柔らかすぎるので、再塗装をすることにした。

スケルトンで塗装を剥離してプラサフを塗り、数日放置。

塗装面の剥離

今回はエアコンプレッサーもあるので、スプレーガンを使い、塗料はすべて関西ペイントのウレタン塗料にした。

ベース色のバイオレットブルーを塗り終わったら、クリアーを3回ほど吹いて数日放置。

一気に塗り上げないのは、タンクデカールを貼るので、塗装面を乾かす必要があったためと、クリアーを吹いたのは、メタリック塗装面にペーパーをかけるとメタリックが落ちてしまうため。

2000番の耐水ペーパーで磨き、塗装面の足付けをしたらデカールを貼るが、デカール貼りは、ドライヤーで熱をかけすぎて失敗。再度注文したデカールは三日後に届いたものの、作業は休日にしかできないので、仕上げ塗装は一週間伸びてしまった。

一週間後、届いたデカールを貼り、今度は熱をかけずに自然乾燥。仕上げのクリア塗装は翌日にすることにした。

一回目の塗装後、ペーパーがけしてデカールを貼る。

仕上げのクリアー塗装。一見綺麗に見えるが、よく見るとユズ肌になっている。

コンパウンドで仕上げ。部屋の中が丸見えである。

ついでなので、クリアーにブラックを混ぜたものでテールカウルも塗ってみた。

クリアーはさらに６回ほど塗り、乾燥したら再び2000番のペーパーで磨き、コンパウンドで仕上げてようやく完成。

ここまで手間をかけたのは、ただ塗っただけでは「ゆず肌」という、塗装面の凸凹がどうしても残ってしまうので、それを完全に除去したかったから。

さて、今回初めてスプレーガン塗装をやってみた感想は、ガン塗装というのは、仕上がりは良いものの、非常に手間がかかるということ。ちゃんとした設備がない場所や、極寒の時期にはやるものではないでしょう。

ＶＴＲ、タンク塗装