MT - 09 トレーサー チェーンコンバートと タイヤ交換 | 欧州車かく語りき。

MT - 09 トレーサー チェーンコンバートと タイヤ交換

ここの所、改良続きのMT-09トレーサー。

何故なら、毎年お盆恒例の「むさ苦しき男だけのツーリング」に向けての準備のため。

先日は社外メーカー製のマフラー交換を施行。そのついでにECUの書き換えもし、走行面での充実を図っている。

エンジンパワー自体は、もはや素人が扱える領域を超え始めており、それらを制御すべき部品の交換も余儀なくされる。

ということで、先ずは有り余るパワーを確実に伝達する為の機能部品である「ドライブチェーン及びスプロケット」の交換。
正直寿命はまだまだ先だったが、乗る機会の少ないオートバイゆえ、錆が気になったこと、MT-09の特異な設定の一つである遊びの少ないチェーン調整にも関わらず、音がかなり賑やかだったことによる所が大きい。

そして今回選択した「江沼チェーン」製のスリードなる軽量製品を試してみたかったのもあった。

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チェーンを構成する部品に徹底的な軽量化を行なったのが特徴。
私の説明は今更不要かとも思うが、他社にはない思考に惹かれた。

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今回は525サイズのノーマルから520サイズへのコンバート換装。
装着後に先ず感じるのは、チェーン幅の細さ。以前KTMのRC8でも525サイズから520へのコンバートを行なったが、その際はDID製を使用したからか、それ以上に幅は狭いように感じた。(気のせいの可能性大)

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夜撮影なので、見えずらく恐縮ではありますが…。
外側プレートの外周に大きく面取加工がなされており、通常のチェーンのように角張っていない。その中央には窪みがあり、外周の面取加工同様に軽量化目的による形状。

よく見ていただくと判るが、内側プレートには貫通穴があり、これもまた軽量化への拘り。正直製造業に身を置くものとしては、こう言った穴は余程の精度及び仕上げで穴開け加工を行わないと、僅かな切削痕から破断する可能性を作ってしまう。
少しだけ疑問を残すが、これはメイドインジャパンを信頼するしかないだろう。

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一方、スプロケットはサンスター製の520を当然だが、ドライブとドリブンを用意。
ドリブンに関してサンスター製品は当たり前の様に「ハードアルマイト」採用しており、他社の様にファッション製重視のカラーアルマイト処理とは一線を画す。今でこそ各社ハードアルマイト処理が多くなってきたが、これを先に始めたメーカー。

このサイズダウンも効いてか製品自体が大きく軽量化された。何しろチェーン単体(100リンク)が「1690g」しかないのだ。同じ鉄素材同士のチェーンにも関わらず大きな違い。
更にはドリブンは耐久性重視の鉄製からアルミ製に変わったことで、所謂バネ下重量軽減に大きく貢献、スプロケット単体では半分以下となっている。

そして歯数はノーマル「45T」に対して、今回は激しくなったエンジンパワーを少しマイルドにするため「44T」を選択。ドライブはノーマル同サイズ「16T」。
依って少々ハイギアード化した。これは僅かばかりの燃費の向上にも貢献するはず。

乗っての手応えは上々。後輪を手で回すと軽いのは言わずもがな。
先ずはオートバイが非常に軽くなった。チェーンの遊びを適正に調整したお陰も手伝って、走行音も抑えられた。(新品だから当り前か)

そして次はタイヤ交換。
これもまだまだ使用可能な領域だったが、ハンドルに出る高速走行時のブレを解消出来たらと思い、先ずはいずれ交換するであろう消耗品であるタイヤへ行き着いた。

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いつもお世話になりますレーシングマックス府中店にて。
兎に角ノーマルの専用タイヤ?ダンロップ製D222はダメダメとのご意見。価格抑制の為に使用されている他、使用理由が見当たらないとのこと。

というわけで選択したタイヤは・・・。

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ミシュラン製「ロード5」パイロットという呼称がなくなった様です。
中央部の溝は深く広いが、サイド部はスリックか。これでスポーツツーリングタイヤを謳う様は時代の変化から致し方ないだろうか。

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リアタイヤのバランス調整中。リアに関してはウェイトはゼロだった。重りが無いという事実、これがまた気持ち良い。

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変わってフロントタイヤ。こちらは10g程度のウェイトが必要だったとのことだが、
まぁまぁヨシとしましょう。

毎回思うことだが、新品のタイヤは黒々として見ていて気持ちがよろしい。
なんだかんだオカシなオカルト製品を購入するくらいならタイヤを履き替えてオートバイ自体の表情を変えて楽しんだ方がなんと有効なことか。

ミシュランタイヤ全般に言えると思うのが、「乗り心地の向上」このタイヤの第一印象は”それ”に尽きます。

まだ山道等は走っていないので、そのあたりは店長談によるとかなりハイペースで走っても安心感はノーマルの比ではないとのこと。これは非常に楽しみなことです。

荒目のアスファルト路面からザラつきを拾っていた印象だったのが、全く感じなくなった。かと言って情報量が減ったのではなく、タイヤ剛性自体でそのあたりは伝えてくれるので問題なし。

あともう一つこのタイヤで楽しみなのは「雨天走行」。濡れた路面でのグリップを売りにしているので、どんな乗り味なのかも興味深い。本来楽しみなわけがある筈のないウェット路面が待ち遠しいのもコレ如何に。

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最後に足りないと思われるフロント荷重を稼ぐべく、フロントフォークの突き出し量を
「7mm」に調整して、今回の作業は終了。

オイル交換も済ませ、今週末の出発への準備は完了。
さて、行程確認して暑さ対策でも考えますかね。参加者の皆様、どうか現地までご無事で・・・。