富士山の脇でキャンプ
地味にキャンプがマイブームになっている昨今。やはりキャンプは涼しい方が良いということで決行した11月3日文化の日。
台風や秋雨前線のおかげで連続して週末が台無しとなった影響からか、比較的冷え込んだにも関わらず行楽客が多いのは元より、オートバイもそれなりに見かける。

集合場所としたココへ一番早く到着したのは珍しく自分。いい意味で時間を読み違えたw。日頃の行いのせいで全員集合までそれなりに有意義な時間を楽しめました・・・などと書くと負け惜しみにも聞こえなくはないか。

今回の目的地は富士山の麓、朝霧高原近くのキャンプ場。
夕食の食材調達で訪れたスーパーには正午頃に到着。ここで更に一人と合流。
この時間ここに居るということは余裕があるということ。
今宵の盛り上がりの為の飲食物を購入し、暫く休憩し出発。
11月にしてはとても暖かく快適な陽気だ。PCXは積載量がそこそこでキャンプユースにも最適です。シート上には現地用サンダルとパエリア鍋を載せただけで、キャンパーな印象は無し。

河口湖近辺の食材調達スーパーを出発し、30~40分程度で今宵の目的地である
「ふもとっぱらキャンプ場」へ無事到着。
私自身、ここは初めての往訪だったが、さすがロケーションと天候が最高だからか、テントが林立しており、入口では入場渋滞が発生していた。ここの経験者からは「こんなの初めて・・・」とのコメントもあった。
東京ドームで言ったら何個か不明だが、相当な面積の土地にざっと300張り以上はあろうかというテントの数には少々閉口したが、何とか良い場所を確保し準備を開始。ここの魅力の一つは車両乗り入れ可ということもあろう。
因みに東京農業大学の施設らしく受付係りには若者の姿が多かった。

樹木や他人、車等が一緒に写るので、あまり雰囲気が伝わらないかも知れませんが、
連休ではなく、所謂「通常な状態」であればもっと雰囲気はいいでしょう。
早々にテントの設営を済ませ、タープを立てて居場所を確保すれば、
いよいよ晩餐準備開始。

今回は仲間の一人が仕込んでくれたベーコンのスモークを試作してみました。
合わせて6Pチーズを脇役設置。
この簡易システムは某アウトドアメーカーで販売されているスモーク施行セットなるモノで、ダンボールと金網と少しの針金がセットになっており、価格も¥1,000-切る価格で非常に便利なモノ。
自宅で「やるか、やらないか」や「その頻度」を考えると、スモーク作業をキャンプで行うというのは至極自然なことなのでしょう。PM3時頃からスタートしてPM8時頃には適当に完成か・・・。
そしてもう一つの作業は「パエリア作り」。何もここまで来てわざわざ小難しいモノを作らなくても・・・とは思うも、キャンプをすること自体、既に面倒なことですから。
因みこの集まりは「苦行を愉しむ会」と命名しております。(随時仲間募集中)
私自身が面倒な性格故、言い得て妙と言ったら自賛でしょうか。

比較的大きなパエリア鍋なのでパーソナルクッカー等では調理が不可なので、直火で。今回は炭が無かったので薪での加熱の為、温度が一定せず、この時点で仕上がりに一抹の不安を抱えたままアルコール摂取・・・。折角のキャンプですから不安があってはストレス解消にはなりませんから、しなくても良い忘れる努力は赤ワインで・・・。
月明かりで富士山がとても蒼い。完成前のパエリアと映えます。それにしても最近のスマホカメラの能力は高い。この状態で薄っすら見える富士山が撮影できるとは。

待つこと1時間程度。
途中、火力の調整や火種に合わせる為の鍋の調整等々、手間を掛けつつ無事完成。
米に芯も残らず中々の出来ばえ・・・というと"らしく"ないので、事実を書きますが、"煮過ぎました"。自分で作っていうのも何だが、だいぶ「リゾット」に近づいた。汁無しリゾット的味わいとでも云えば伝わるか。底部が焦げてるわりに米が緩いというのは火力の問題なのか、私のセンスの問題なのか・・・。アルコールのせいで小さいことは気にしないことにします。でも鍋から無くなったということは結果オーライではないか。
さてさて。
飲み散らかし、パエリア改リゾットに舌鼓を打ちまくり、全員の記憶から一時的に消えていた食材がそろそろ完成間近。

地元スーパーで購入した”安物バラ肉”が高級食材に生まれ変わった瞬間です。
雪印6Pチーズも全く負けておりません。この色艶は中々拝めない仕上がり。
この結果からスモーク作業が急に楽しく感じてしまうのは面倒な性格の私だけではないはず。

少々歯応えがあるが、肉汁の甘味は味わったことのないものでした。
陽も落ち気温がグングン落ちる中、コレを味わった我々のテンションは最高潮の達するのでした。そして夜も更けていくわけで。
今年は最後となるアウトドア生活ですが、やはり少々寒い方が良いものですね。
虫も少なく、ベタベタと汗ばむこともないので、オートバイと同じで装備さえ整えれば快適そのもの。秋用のシュラフしかない私には早朝の冷え込みが少々効きましたが、十分想定内です。
旨いモノ喰って、つまらない話をして、手間以上の楽しみが満載のキャンプですが、通常はインドア旅館派の私でも、充実感があるのは慣れてないからか。
コレはコレでアリです。
また来年も行きたいと思いつつ、キャンプ道具を片付けるのでした。コレまた面倒ですが・・・。