お盆と忘年会の狭間の新潟ツーリング | 欧州車かく語りき。

お盆と忘年会の狭間の新潟ツーリング

お盆のツーリングから早くも2ヶ月…。

早いもので、オートバイに乗ると手足のシビレる季節がやってきました。
酷暑と極寒時にメインのツーリングを開催する我々ではありますが、せっかくなので巷でいう”メインな季節”を走るべく都合の合う人間集めて新潟へ。

富山、山形という案も無くはなかったが、何せ計画性がないゆえ、宿泊施設を確保するのが大変だったりします。2週間程前に2時間程ネットサーフィンの末、ようやく確保した日本海沿いの宿は、旅行会社等では比較的名の通った施設なのを知ったのは予約した後だった。偶然の産物だが、一気に旅への期待は高まったのだった。

当日の10日土曜日早朝。集合場所は埼玉県は秩父の奥の小鹿野のコンビニ。
高速道路のSAとは違い、現地までの時間が読みづらい状況で、1時間半程度見込んだが結局30分弱の遅刻の8時半着。集合場所迄2時間も掛かってしまうとは。


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小鹿野のコンビニを出発し、そのまま国道299号を佐久方面へ行くと思いきや、たまには違うルーティングという事で下仁田方面を県道で繋ぐ。しかし車が少なくて快適極まりない。

2ヶ月前は汗ダクだった状況も、山奥では指先がシビレる事態となる。
小さな排気量と車体の細さで、寒いというのは私だけなのかもしれないが。ハンドガード位は着けないといけません。

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その後、国道254号を経て、妙義、松井田、軽井沢の”がぎもとや”へ。
老舗の蕎麦屋で信州方面で一番のお気に入り。
ここは常に行列が出来る繁盛店故、妙義から碓氷峠をソコソコのペースで一気に走るが、ここで既に昼食時になってしまった。小鹿野から2時間半は掛かり過ぎか。


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食後は軽井沢の隣町である佐久で給油。今回珍しくヤマハ車両が多く、どれも燃料タンクが小さいので給油を頻繁に強いられる。自分の車両はともかくT-MAXやMT-09はもう少し考えて欲しいと思うのは私だけではないはず。

昼食でお腹を満たすと 午後1時を回ってしまった。
魅惑の旅館をゆるりと楽しむべく、早めのチェックインを目指し、ここ佐久から一気に豊田飯山ICまで上信越道を利用する。
こういった状況に陥るとすぐに折れて高速利用するあたり、「走りたくない」人間が多い事を意味している。オートバイで行く意味があるのかどうか微妙な連中。そしてその纏め役が私だったりする…。

上信越道の豊田飯山ICを降りて、国道292号、国道18号、国道8号と繋いで、日本海側へアクセス。国道8号はそれなりに渋滞していたが、二車線という事もあり、淡々と距離を稼ぎ、宿近くのコンビニで最終休憩。

そして今宵のお宿、鵜の浜温泉「高台の宿 三景」へ到着したのは午後4時。まずまずの時間だ。
冷えた体を蘇生させるべく、早速お風呂へ。夕陽が有名な宿との事で、その名の通り高台に位置しており、絶景ポイントに貸切露天風呂も用意される。

しかし完全予約制との事で、それを知ったのは当日の事。先に教えてくれねば予約しようもないだろう。それで他人と同じ料金とは如何なものか。


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今回新潟を選択した理由はコレ。新米です。
日本人なだけに白米が大好きな私にとってオカズは二の次。どれだけ極上の食材を並べられても”米”が旨くなければ、折角のそれらの食材も台無しというものだ。
海外に行って一番困るのは風呂もそうだが、やはり旨い米だろう。

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新米を引き立てる地産の魚たち。舟盛りで登場したこれらの食材は板長自ら、朝一で選定したものとの事。
にしても刺身と旨い米は相性抜群。日本人に生まれて良かったと思う瞬間。
八海山と越乃寒梅、旨いモノを頂くとお酒も旨いに決まってます。ということで季節の移り変わりと同じく、酔いの回りも早いわけで、宴会後はいつもと同じ状況。
つまりご就寝となってしまうわけで、寝てしまうと宿を楽しむもなにもなく、意識不明のまま朝を迎えてしまう。

全てを欲望のままに過ごすのも、コレまた幸せなのでしょうが。

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翌日は生憎の雨模様。雨男様がいらっしゃるので無論折込済みではありますが、切ないことには変わりありません。

さて、本日の帰路はここ新潟県は上越市から県道利用で十日町方面へ。
途中国道353号を南下し、松之山温泉をかすめ、塩沢石打へ。


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夜半から降り出した雨は出発後すぐに上がって、路面もドライへ。空の色はよくないが、それでも降っているよりはるかにマシ。

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今回十日町へ向かう通った県道はクルマ通りが殆どないらしく、道幅がご覧の通り。
間違いなく軽自動車しか通れません。泥や落ち葉は落ちてるし、苔むしており、いつ転倒者が出てもおかしくない状況。昨日水冷GSを納車したばかりのメンバーもいるので慎重に歩を進める。でも雰囲気はとても良い道でもあった。

こんな道は走った気になっていても、意外に距離は進んでおらず、時間だけ過ぎていくもの。

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そんなこんなで気付けば昼時に。
新米の朝食をたらふく頂いた為、空腹感がない状態で午後へ突入。
ここ津南の町近くのコンビニで本日初の休憩をしてみる。ここで暫くの休息後、昼食場所を探しながら塩沢石打へ。

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到着したのは”こめ太郎”。
そう、折角の新潟ですからまた米です。

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もち豚のとんかつ定食¥1160-也。ツヤツヤのご飯が食欲をそそるではないか。
そこそこ繁盛している店にも関わらず良心的な価格に驚愕。前日の”かぎもとや”の天ざるが¥1400-也だったことを考えるとなんと安価なことか。

ということはマズイか??いやいや全くそんな事はなく、もち豚は意外にも絶品で、ソースは一切使用せず「笹川流れの塩」で全部頂いてしまった。無論米も旨かったのは云うまでもない。個人的にはコストパフォーマンスは昨夜の食事よりこちらの方に軍配が上がる。

「こめ太郎」は二度目有りの店だった。

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連休のなか日という事もあり、特に急ぐ旅でもなかったが何故か塩沢石打ICから関越道で帰路へ。やはり”走りが好き”という集団ではないらしい。

なか日ゆえ、渋滞もそれほど激しいという事もなく、ここ高坂SAへ到着したのは午後6時前。殆どが次の日が休みということで、特に夕飯を食べるわけでもなくダラダラと喋り続け、気が付くと午後8時を回ってしまっていた。走るのより喋るのが好きな模様…。

夏が終わるのはなんとなく寂しい気がしなくもないが、冬は冬の魅力はある。
空気の密度が増えることでエンジンはパワフルになるし、湿気のない空気は景色をシャープに見せてくれる。

燃料添加剤に金を払わずとも、無料で確実にパワーが上がったエンジンに火を入れ、そこそこのデジイチを抱えて美しくなる景色を写真に収める旅に出るのもありだろう。
パワーの代償とも言える濃い燃料を噴射することで発生する燃費の悪化は、さほど乗らなくなってしまう季節だけに問題にはならない。

今回使用した250ccもそうだが、もっと気楽に乗れるオートバイで、もっと気軽に出掛けられたら再びオートバイライフは充実しそうな気がしてきた初秋のツーリングでした。