お盆ツーリング2014 完 | 欧州車かく語りき。

お盆ツーリング2014 完

肌に感じる風はすっかり秋めいて、お盆ツーリングの記事を書くには少々憚られるが、幹事としての義務を果たさず忘年会ツーリングに持ち込むわけにはいかない。
 
記憶から薄れつつある我々の真夏の行事の後半は、八幡平樹海ラインを登った所から。
八幡平アスピーテラインを秋田側へ降りる途中にある”蒸けの湯温泉”への往訪は不老不死温泉同様、今回で2回目。
 
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アスピーテラインから外れて300メートル程行くと蒸けの湯温泉到着。建物の画像が無いが、この眺めの背後にまるで昔の学校校舎の様な佇まいの旅館がある。
この先に見えているのが混浴露天風呂。約10年程前に訪れた際には余りの熱さで入れなかった記憶があるが、今回はなぜか適温。アブも少なく高地を吹く風は心地良かった。
 
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適温のお湯だと必然的に長湯になる。陽もまだ高いので時間が許す限り楽しむ。少し濁った灰色のお湯はほんのり石油の匂いがする。
適温な上、気温が快適なのでそれほど汗だくになる事もなかったが、やはり風呂上りには・・・。
 
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少~し苦めの秘湯ビールなる地物を頂く。これまたなんと心地良いことか。塩加減と固さが絶妙な枝豆を添付すると、ビールの旨さを更に助長してくれた。
 
夕食にはこれでもまだ少し早いので、部屋で少し寛ぐとします。
 
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山の幸満載の夜の宴。ほんのり冷やしアユ?だかヤマメ?だかが出てきて秘湯振りを期待通りに発揮してくれました。
全てが自然のモノで化学調味料等は一切使用していないのが売りだそう。都会で出来合いのモノばかりの我々には優しい味がよろし。
 
我々の宴の特徴は、「あまり酒が入らない」という事。
オートバイと深く付き合っている人間程、なぜか酒飲みが少ない。
これは私がオートバイに乗り始めてから往々にして感じていた事であり、乱暴な言い方をすると「酒呑みに本物のオートバイ乗りはいない
というと言い過ぎか。勿論例外もあるでしょうが…。
 
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そして2日目の夜は更けて行くわけですが、ここ最近“熊”が出没しているらしく、外の混浴露天風呂は夜間入浴禁止になっていました。
折角の晴天の露天に入れないのは残念でなりません。
 
センベイ布団に精進料理、良く言えば雰囲気のある木造建屋だが悪く言えば旧い。”1泊2食付きで¥12000-(少し飲んだだけ)オーバーの金額をこの内容で取るなら、露天風呂を楽しめない分は値引きして欲しいと感じたのは正直な所。
 
さて、最終日は朝から景気の良い”雨天”。
無論防水カメラは持っていないし、雨具は宿から装着して出て行く状況なので画像は全く取れず。
 
八幡平から一路最終日のお宿のある山形県は”瀬見温泉”へ。
 
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瀬見温泉到着と同時に雨は止んでくれた。ここで午後4時。
当時の賑やかだったであろう面影は”廃墟と化した宿”の数を見れば一目瞭然だが、他の有名温泉地同様寂しくなってしまうのは私だけではないだろう。
 
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宿の温泉も楽しんだが、どうやら一部循環式だったので、外湯に出掛けてみた。ここは源泉掛け流しの様だが、宿泊者まで入浴料を取るのはどうか。それほど行き詰っているという事が改めて浮き彫りとなった。
 
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最終日の宴。「最後の晩餐」
肉があれば良いというわけではないが、やはり手の込んだ創作料理や高品質のステーキ等が並ぶ”膳”には少なからず魅力を感じてしまうのは、今回の同行者全員が感じた事だろう。この手の見た目に惹かれてしまう事自体、我々もまだ若いという事か。
 
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箸で切れるステーキ。米沢牛だったと記憶している。(ある意味これも自然の物だ)
 
初日の不老不死温泉然り、蒸けの湯温泉然り、食事よりはお湯を優先した「もてなし」だったが、少し温泉に頼り過ぎではないかと思った。
それでも蒸けの湯温泉は天然モノに拘った食材が並んでいたが、裏庭で取れた山菜に川魚、お米は秋田こまちを・・・との事だが、所詮コストはそれ程でもないだろう。自然のモノを出すのは大いに結構だが、もう少しユーザー目線で楽しませて欲しいと思う。
 
因みにこの瀬見温泉でお世話になった”ほてい屋”さんが、今回の旅で一番安価なお宿だった。
最後のお宿が満足のいくもので良かった。こうして最後の宴も終わりを迎えた。
 
明けた最終日朝。またもや雨模様。天気予報だと東京だけ晴れている様だ。という事は埼玉県位までは確実に雨とお付き合いする事になろう。
 
その予感は的中。山形県を国道13号で淡々と南下している最中は降ったり止んだりを繰り返した。雨だと雨具の脱ぎ着が面倒という事もあり、昼食も抜きで栃木県は佐野SAまで連続走破した。
 
そこで遅い昼食を済ませて解散となった。
 
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我がR1150RSは終始快調に走ってくれた。
総走行距離は1700km程度といつもより少なめ。やはり東北には日本海側からのアクセスが近い様だ。
 
何となくやっつけ感が強かった今年のお盆ツーリングだったが、来年はもう少し入念な企画立案したい。事情で参加が叶わなかった輩も来年度は是非参加して貰いたいものです。
 
今回も無事故無違反で終わる事が出来た事を一同に感謝。
お疲れ様でした。