R1150RSマフラー整備・・・
マフラー整備という作業は通常は必要無し。
マフラーそのものに穴が開いたり、凹むと言った事があれば別だが、通常この単なるパイプをどうにかするケースは少なく、あるとすれば社外品への換装という事になろうか。
意外?と几帳面な私らしく、サビやメッキ剥がれが発生していたマフラーを交換作業を実施。購入当時から気になってはいたものの、6年もの歳月が過ぎていた。(本当に気になっていたのか)
数カ月前に入手済みだったノーマルエキゾーストパイプへ換装。
サイレンサー側にはササキ製のチタンスリップオンマフラーが装着されているので、本当は社外品が欲しい所だが予算的な問題で却下。
現在のモノより綺麗なノーマル製品が某ネットオークションに¥2000-で出品されていたので、購入しておいたモノ。

点サビが発生しているエキゾーストパイプとかなり酷い状態のフランジ。
しかしながらこの頃迄のBMWは全ての車両のマフラーにはかなり分厚いメッキ処理が施されており、点サビが発生してはいるが部分的にメッキが剥がれている程度で、それほどみすぼらしい状態にはなっていない。
これが現行モデルのマフラーの場合、未処理にステンレス材を使用している為、余程手間を掛けていないとサビて黒くなってしまう。
メッキが施されているのは”プレミアムライン”というオプショナル装着モデルだけだ。
私のR1150RSが販売されていた頃には、そんな特別モデル等は存在せず、全ての車種のマフラーは上質なメッキが施されていた。
因みにR100RSのメッキも質はとても良く、殆どサビたりはしない。
購入者側に選択の余地が増えるのは良いが、それにしても価格は上がって品質が下がる傾向なのは私が現行車を良いと思わない理由の一つ。

さて早速取り外しに掛かる。
無論新品ガスケットを用意しているが、これを購入した際にディーラーの工場長に相当脅された。
というのは、この袋ナットが固着している車両が殆どで、合計3本で留まっているフランジボルトの1本はだいたい折れてしまうとの事。
仮に抜けてもフランジボルトごと抜けてくるケースも多い様だ。
来週末を含めても、お盆ツーリングまでにそれほどオートバイを整備する時間も無いのと、それら破損部品の代替え手配で時間が掛かる事を考えると、最悪ボルトを折ったりすると面倒な事になりかねない。
依って、見た目意外特に問題無いモノをこのタイミングで作業するのは本来ナンセンス。しかしやってしまうのが私なのです。
取り敢えず潤滑材を袋ナットの隙間から吹き付け、ハンマーでショックを与えながら、潤滑剤浸透の為暫く放置。

すると無事外す事が出来ました。しかしこの画像で見えるボルト2本はそれほど問題が無かったが、この位置から見えない内側のボルトはかなりサビていた。よく折れなかったと思う。
この袋ナットはもう純正部品としては出る事はなく、単なるツマラナイナットが代わりに出るそう。そういえばR1200シリーズは単なるフランジナットだった。

無事外れたエキゾーストパイプからテールパイプ抜き取るべく、締結バンドを緩める。バンド自体はステンレスだがボルトが鉄な模様。

予想に反してこちらは見事に折れました。
よくぞここまでサビました・・・という所でしょうか。
近隣のディーラーに在庫確認するも、持ってないとの返事。
という事で近隣の量販店に急遽向かう。すると驚いた事に全く純正部品と同じモノが販売されており、事無きを得た。
マフラー用ガスケットを塗布し、新品締結バンドで固定する。(画像は無し)
すると、交換前に少々グラついていたスリップオンマフラーのグラつきが無くなったのは副産物だった。

カウルを取り付けて完成。
しかし、カウルを外した際、そのカウルを取り付ける為のステーがエンジン前部のボルトと共締めだった。
それが4ヶ所あるわけだが、元に戻す為に締め付ける作業中にネジ山を壊してしまった。
そのネジ山はクランクケース側に切ってあり、アルミ製のクランクケースに鉄のボルトで締め付けるので少々オーバートルク過ぎた様だ。
10か所程度で締め付けているのと、特に爆発エネルギー等が掛かるわけではないのが救いが、気分的にあまりよろしくないのと、幾分心残りではある。

今週末はこれまた購入済みのプラグ交換をして出発に備える。
最後にもう一つ些細な問題が発生。RIDの時計が壊れた模様。
秒読みが無いR1150RSのデジタル時計だが、まるでストップウォッチの様に動き続けてしまっていた。時間調整ボタンには全く反応は無く、バッテリーを外して一度リセットを掛けようかと思ったが、バッテリーにアクセスするのが面倒で止めてしまった。
困ったな・・・と思っていたら、最終的に動きが止まり直っていた様だが・・・。
もしかしたら気温40℃近い炎天下で作業していた事が原因かも知れない。それならそれで良いのだが。
時計は無くともオートバイは動く・・・か。