欧州紀行備忘録 ピサとフィレンツェ | 欧州車かく語りき。

欧州紀行備忘録 ピサとフィレンツェ

陽気が気分を持ち上げてくれる季節になったものです。
こんな時期はあちこち緩んでくるわけですが、仕事への熱意も緩んできます。
 
遠くに出掛けてみたくなるのもこの時期ではないでしょうか?(本当は一年中ですが)
 
そんな中こんな記事を書いていると気が滅入ってきます。
それはさておき、今回はシエナのサンジミニャアノという街を出発し、フィレンツェへ向かいますが、来訪した事のないピサへ立寄ってから向かう事に。
 
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イタリアは二度目ですが、ピサには初めて訪れました。
そこで初めて見たピサの斜塔は直立していたんです。実は横の建物が傾いていたとは・・・。恐るべき視覚効果。
 
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というのは冗談ですが、本当に斜塔というだけあってそれなりに傾いていました。
建造し始めてから2階?3階?部分に達した時に傾き出し、そこからかなりの長い期間建造が中断されていたらしく。改めて傾きを止めてから建造が再開されたとの事。(その間数十年~百年以上掛けて立てられたとか)
何故この位置で止まってられるんだか・・・。
 
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斜塔内部。
この側面に付いている装備で上までエレベータかなにかになってなっていて頂上まで運んで貰えると勝手に思い込んでいました。なぜならこの下に椅子があり、内側面に観光客が張り付いて座っているものですから・・・。
 
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そんな甘い事は当然無く、頂上まで問答無用で徒歩です。
傾いている建造物だけに、登っている途中、無理やり傾いている方向へ引っ張られます。依って皆が歩く部分が窪んでしまっているのがここの階段の特徴です。
 
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心臓が破けそうになりながらもようやく登頂完了。
通常日本では塔やビルにそうそう登る事がありませんが、この旅ではこう言った登りが多い様に思います。しかし€15も取ってエレベータ位作って欲しいと思うのは私だけか。
 
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私は高所恐怖症でして、こんな眺めは好きですが嫌いです。
こんな傾いた建物に登って、急に倒壊したらどうするんですか。
何百年の歴史か知りませんが、たまたま倒れる日に当ったら堪ったものではありません。(万年目の亀を買ってしまい次の日死んでたみたいな)
 
ピサで軽食を立ち喰いしながら数時間過ごしてからフィレンツェへ向かいます。本日のお宿は中々期待の出来る宿ですから非常に楽しみです。
 
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急いだつもりで到着したフィレンツェはすっかり陽が落ちていました。
街自体に車の乗り入れが禁止になるので、そそくさと駐車場に停めるも、とても高額な所ばかりで閉口してしまいます。さすが世界に名立たる観光地。
 
駐車場から荷物を担いで中心部にあるHOTEL MEDICI(メディチ)ヘ。
 
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星2つのホテルですが、フィレンツェのシンボルであるドゥオモが部屋からこの通り。久々のヒット宿です。
街中心部故、少々やかましいですが、この眺めなら多少は我慢可能です。
あとシャワーに扉がないのも二つ星たる所以ですか。
 
 
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まだ夜が浅い街には多くの人が歩いています。
とりあえず夕飯を摂るべく街へ繰り出します。日本食を離れて2週間以上経ってますが、それ程恋しいというわけでもありません。
と言いつつも近所にあった中華料理屋に吸い込まれる様に入り、チャーハンで満腹にしましたが。よく考えたらローマでもチャーハン食べてます。
 
 
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翌朝。ここもパンの焼く匂いで起床。
この画、実は部屋のトイレからの眺めです。トイレからの眺望も素晴しいのはフィレンツェの嫌味でしょうか。しかしパンの匂いで起きるのも少し飽きてきたかも。
 
 
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朝食を摂ったら、先ずはミケランジェロ広場まで行ってみました。そこから更に岡の上に墓地があり、誰も居ないそこの眺めはフィレンツェ独占といった趣でおススメの場所でした。(しかし雰囲気伝わらない)
 
ここまでの道は全て登りでしたが、ここからは街へ戻るのには無論下りです。とにかく旅は疲れます。
 
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特に何かしてたわけではありませんが、すっかりランチタイムになってました。朝は少し雲がありましたが昼頃にはすっかり良い天気になり、暖かくて快適です。
 
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私は”ちくわぶ”が大好きなのですが、それと何となく通ずる”ニョッキ”も大好きなわけで。(通じない?)
依って本場のニョッキが食べてみたかったわけです。
ホウレンソウと程良い滑らかさのクリームが良く絡み合い、粉っぽい感じのモチモチ食感は健在。でもイタリアだから・・・という旨さはあまり感じず。雰囲気重視でいきましょう。
 
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ここでまた何をしてたのか不明ですが、すっかり夕方になってしまいました。ランチもそうですが、カフェへの立寄りがクセになってしまい、それで時間が取られてる様です。なにせ歩き回るのでついつい休憩・・・となってしまっております。
 
やはりフィレンツェといえば、ここクーポラでしょう。ここには以前一度登った事がありますが、記念の再訪です。気付いたらまた登り作業です。何故か夕方にも関わらずかなり行列が出来ており、不思議に思っていましたが、その理由は最高部に登って判明しました。
 
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ここもピサの斜塔と同じく狭く暗い通路を淡々と登っていく事15分程でしょうか。以前に登った時はとてもツライ印象でしたが、これまでの旅で身体が仕上がってきた様で、あまりツラく無かったのが良かったです。
 
 
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クーポラの内壁画。カメラの画角が狭すぎてイマイチ迫力が伝わらないのが残念。こんな時に限ってデジイチをホテルに置きっ放しなんです。
 
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無事登頂完了。以前に来た時は工事で足場が掛かってましたが、今回は大丈夫です。その時は日中に登りましたが、この夕方の黄昏も良い感じです。素晴しい情景ではありませんか。
 
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なるほど周りは私を除いてほぼカップルです。
「チュッ♡チュッ♡」という音が周りから必要以上に聞えてしまうのは、私が単独だからでしょう。どうりで入口で行列が発生しているわけです。
 
よく見ていると自分が宿泊しているホテルも見えました。
特にやる事もありませんので、久しぶりに何も考えずに、ただボーッとしてしまいました。とても贅沢であり何にも代えがたい貴重な時間でした。こんな時間が定期的にあれば生活も充実することでしょう。
 
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夕飯の為のレストランを探しているとヴェッキオ橋が見えてきました。
所謂観光地ですが、本当に素敵な街で、フラフラしているだけで満足な雰囲気です。
 
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ヴェッキオ橋のカオス感が悪くないです。
このフィレンツェ最古の橋が作られた理由は、治安の悪かった時代に屋内で移動する為に作られたそうな。この橋の二階部分を通り、外に出る事なく要人が行き来したそう。
 
イタリアのベタ?な観光地であるフィレンツェですが、なんだか好きな街です。ブランド品の店舗が集まる地域や、観光客向け価格等々色々ありますが、雰囲気がローマやピサ、またトスカーナ地方の田舎街とは違った雰囲気を作り出しています。
こんな雰囲気の街なので、彼女や奥様と来るのも良いですが、独りで周ってみるのも良いと思いました。
イタリアは北へ行くほど治安も良くなっていきますが、やはり観光地だけに注意は必要ですし、ついでに駐車違反にもです。出来れば電車バス徒歩がベストの街です。
 
そういえば帰宅後数カ月、フィレンツェ?政府?から手紙が来てました。通行禁止違反金督促状が・・・。前回訪れた際にも駐車違反の請求がレンタカー会社を通して請求された事を思い出しました。
 
かなりしつこく追い掛けてくるので、その辺りは覚悟した方が良いようで・・・。
 
次回はフィレンツェから水の都”ベネツィア”へ。