メーター照明交換修理 | 欧州車かく語りき。

メーター照明交換修理

先日のツーリング記事が未だ終結してないのも気掛かりだが、そのツーリング最中に切れたスピードメータ照明の方が気になり、残暑厳しい本日夕刻より電球交換作業を開始。
 
車体の洗車は先週済ませてあるので、何となくだが気分良く作業に取り掛かる事が出来たが、夕刻PM5時近くにも関わらず屋外にいるだけで汗が華厳の滝以上。私は日本に名立たる名瀑より上です。
 
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アップル社製の携帯電話内蔵カメラは「良い良い」と聞くが、少しでも暗いとこの有様でブレブレのボヤボヤ。
 
話が逸れました。
単なるメーター照明の交換と侮るなかれ、メーター脱着へのアクセスは最低でも顔面部残しまでの覚悟していたが、結局メーターパネルを外すのに顔面部も外す事となった。
つまりミラー左右とスクリーンの脱着という副産物付きであり、ネジ類の数は30箇所近くに及んだ。その内の4個はネジロック剤タップリの要高トルク。
 
メーターが外れるまで1時間近くを要し、ようやく主題の照明を確認する。画像が少なくて詰らないが暑さとの格闘でそれどころでは無かったのが現状・・・。
 
イメージ 2
今回切れた電球に代わり使用するのは画像の白い方のLED。サイズは”T5”で白色。先端にあるLEDのチップが花弁の様に三方向へ向いており拡散を狙った製品である事が伺いしれる。
 
バラして判明した事だが、R1100Sに使用される照明の為の電球はスピードメーターに2個、タコメーターに2個、各種インジケーターに5~6個同じ”T5”サイズの電球を使用している。
 
私個人が光りモノを好む性格故、この手の製品の在庫はそれなりにある。
依って根拠の無い自信と共に始めた作業だったが、白色が2個しか見当たらない。赤色なら見付かったが・・・(上画像の黒い外観の製品)
 
イメージ 3
スピードメーターは白色、タコメーターは赤色。
個人的にはヨーロッパ車らしい赤い照明のメーターが満更でも無く感じたのと、タコメーターだけが赤色な事に勝手なオリジナリティイメージが、これはこれで魅力的に映った。
 
これで終了・・・と思ったが、良く見るとスピードメーター側にタコメーターの赤色がモレてしまっている。(丁度260km辺り)
 
オマケに液晶時計の照明も赤色になってしまい、少々見難くなってしまっていたのも如何な物か?という事で検討1時間。
結局の所、スピードタコ共に全部赤色か白色にするという結論に至り、ここからまた1時間近く当初発見出来なかったLEDの在庫を探しとなった。
 
しかし、さすが光りモノ好きだけあって、執拗に探すと赤色は無かったが、なんと白色製品を丁度2個発見する事が出来た。
形状が違うのと恐らく中華製であろうこのLED同士の色合いが気になったが、特に遜色無かったのはこれ幸い。
 
イメージ 4
白熱球と比較して文字盤自体の黄色さが、ほんのり薄くなった印象。
オドメーター脇から漏れる光はLED色そのもの。時計照明の色も見易い。
 
ついでにニュートラルランプ、左右ウィンカーインジケータをLED化した。画像には無いがウィンカーにはブルー色を装着してみたが、表面の緑色とLEDのブルーが合わさってエメラルドグリーンの様な、何とも微妙な色へと変化した。これもまた勝手に満足。
 
電球1球が1.7Wで交換数合計が7個で11.9W、LEDの正確な低格消費電力は不明だが、1個0.2W程度だとすると約1.4W、これもおおよそだが1/10程の節電になった。
 
サーボブレーキやインジェクション等の影響でオートバイにしてはかなりの容量のバッテリを搭載しているR259系だが、余計な電力は少しでも節約しておきたいと感じたのは先日のバッテリトラブルからだ。
話がまた逸れるが、先日のバッテリトラブルに於いて、”ほぼ”終了したバッテリは電力ジャンプでエンジンこそ始動させてしまえば、それなりに走るが、アイドリング状態でブレーキを握った瞬間にエンジンは停止するほどサーボブレーキは電力を浪費?しているようだ。
 
自己満足の内に終了した交換作業だったが、やはりこの辺りまでのBMW車は色々と手を入れられるという意味では楽しいオートバイである事を実感した。
 
これが現行R1200シリーズやこれから登場するであろう水冷エンジン搭載シリーズだとメーター照明は既にLEDだろうか?とすると切れない事は喜ばしい事だが、交換して楽しむという事は出来ないのではなかろうか。
興味の無い方にとってメーターは見えれば良い、という事になろうが、そうでも必ずしもそうで無いユーザーもいるはず。
20年前にインジェクション化されて登場したR259系も手を入れ難いといえばそうだが、それでもR1200シリーズに比べまだ普通のオートバイと言える。
 
現行のBMWは信頼性の向上も微妙だが、ユーザー自身が手を入れる事が無い、というより出来ない寂しい進化も遂げている事も認めなければなるまい。
 
自宅にある工具類で、電球や各種オイルの交換やキャブレターの調整、その気になればエンジンの積み下ろしやクラッチの整備が出来る2バルブボクサーは触る楽しみもオートバイに必要ではないかと思える今日この頃。
 
今のメーカー姿勢は、なるべくユーザーに触らせたく無いというのが本当のトコらしく、診断機が無いと何も始まらないというのもそういう事なのかもしれない。
「良いモノ作り」、どの分野の工業製品も日進月歩であるのは歓迎すべき事だが、誤解を恐れずに言えば、「製品管理は買換時期まで及んでいる」可能性もあるのでは?と感じてしまう。
例えば、私自身や仲間だけに留まらずディーラーの多く持ち込まれるABSユニットの故障問題は、その最たる部分ではないか。
先日とあるBMW関係者にABSユニットの故障の件を尋ねると、本当に頻発した時期は1週間に1台交換作業を行っていたそうだ。
もうここまでくると「BMWタイマー」が装備されている可能性まで出てくる。
 
新車で購入後5年程乗って、ABSユニット故障で40万と言われたら買換えを検討してしまうユーザーが数多存在するかと思うと、不憫でならない。このメーカーサイドにとって願ったり叶ったり状態が、私が新型に触手が全く動かない理由の一つでもある。
新しいモノを次から次へと渡り歩く事が魅力なのも認めるも、「気に入ったモノとは可能な限り末永く付き合いたい」と思うのは女性観だけではない。
 
かなり話がそれたが、少しでもユーザーが介入する余地を残しておいて欲しいと思うのは私だけでは無いだろう。
 
そんな私はR259系を愛して止まない。