倉庫に眠るお宝?再利用 | 欧州車かく語りき。

倉庫に眠るお宝?再利用

先週に引き続きオートバイの整備ネタ。
 
とんとご無沙汰だったオートバイ弄りも、やり出すと愉しいです。
今回は通勤仕様(使用)のTT250Rレイド。
 
中古のボロを購入して既に10年近く、乗りっ放しの半雨ざらしでボロだったのが更にボロと化し、さすがにツケが回った。
切っ掛けはビリビリになったフォークブーツの交換から。フロントフォークを外さないとならない面倒な作業をこなした後、僅かながらにシャンとした愛車を見て愛着再燃。
 
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10年程前に乗っていたヤマハ最後の2サイクルトレール車に装着していたランツァのモタードホイール。RKエキセル製の17インチリムだ。
なんと無く色褪せている様にも思うが、よく見ない様にする。
 
再燃した愛着を有効利用という事で、このお宝を再利用。
ヤマハ同志故、比較的簡単に装着出来るとのネット情報が錯綜していたので、仮組をすべく純正のホイールを外す。
 
先ずはフロントから・・・。
バラしてみると、TTRとランツァでベアリングの内径が違う。
TTRの方が内径が大きく、このランツァ用ホイールにTTR用のホイールカラーが全く装着出来ない。
しかしアクスルシャフトは同径。
 
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カラーがベアリング内まで挿入されるTTR用カラーを使用する為に、ランツァのホイールベアリングをTTR用に交換する。
ランツァのホイールベアリングが外から確認出来る。TTRホイールの”それ”はこれほどインナーレースが見えない。
 
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というわけで、自前のインチキベアリングプーラーでベアリング交換をする。
 
外したベアリングは使用出来なくもないが、良い機会なので交換した。
これでTTRのカラーがランツァのホイールベアリングに挿入出来るので理屈上は装着出来る。
 
続いてリアホイール。
 
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ネット等の情報で、フロントはベアリング交換のみ、リアはどちらかのカラーを削るとの情報があった。
 
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これが外したTTRのリアホイールカラー。
先端の肉薄部分がベアリング内にまで挿入される。実は理屈的にフロントも同じだった。
この肉薄部分がベアリング内径の小さなランツァには全く入らない。
よって現物合わせが不可能となり、「ホイールセンターが出るかどうか」或いは「全幅が出るかどうか」の問題があったが、この肉薄部を切除してみる事とする。
最悪再購入する予定で博打に出た。
 
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ちょいと拝借。そして切断。
 
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カラー切断後。
ランツァの純正カラーはきっとこの形に違いない?もしも?際に使用する為、切除部分もとっておく。
 
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さてさてどうなることやら・・・。
 
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チェーン側を嵌めて、ブレーキ側も嵌める。一応形にはなっている様子。
 
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感動の装着成功の図。(恥ずかしいサビが・・・)
結果的に採り越し苦労的な部分が多く、ホイール換装にしてはかなり簡単な部類だった。
 
 
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5000km程度でこの有様。通勤とほんの少しのツーリングだけですが。チェーンもサビこそありませんが、乗りっ放しのツケは各所に顕著。これらも交換せねばなりません。
 
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リアホイール無事装着完了。次はフロントの作業へ。
 
フロントは予定通りベアリングの交換のみで、すんなり交換出来ました。
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前後装着完了。(シートもビリビリで恥ずかしい)
オートバイ屋店主曰く「レイドにこれはないでしょう」と申しておりましたが、多少とは言え苦労した人間からすると上出来なわけです。
 
ネットでは色々な情報がありましたが、間違いではありませんが、私が全てそれらを訂正します。
ランツァとTT250R(レイド含)は前後共ベアリングの交換のみでお互いの流用が可能です。
この作業を経験した者なら分かるはずだが、なぜカラー切削の方法しか書かないのか・・・。
 
つまりTTRにランツァのホイールを装着したい場合は、ランツァ用ホイールのベアリングをTTR用へ交換、そして使用するホイールカラーはTTRのモノを使用すれば装着可能です。またその逆も可能という事です。
 
私の場合、ネットの情報を鵜呑みにしてしまい、TTRリアホイール用のカラーを切除してしまいましたが、ベアリング交換のみで装着可能でした。ランツァのホイールにTTRのカラーが装着出来ないので採寸が大変な事を考えると、切除してしまうのも致し方ないかも。
 
ま、こんなレアなオートバイのホイール情報を必要としている人間が全国に他にいるとは思えませんが・・・。一応・・・。
 
金額はベアリングがフロント2個で@1000-程度。意外と安価に済みました。同メーカーなので当たり前かも。
 
さて次は何処をレストアしますか・・・。