BMW R1100S 2004年式

年末の忘年会ツーリングの前日に無事納車されたR1100S。
”ほぼ”時を同じくして手放したR1200GSアドベンチャの代替えとして購入。
以前の記事でR1200シリーズのエンジンが気に入らない旨を書いた事はまだ記憶に新しいですが、この個体に出合う迄は正直ADVの売却は考えてはいませんでした。
しかし、夏のロング(日程が)ツーリングにおいてABSエラー表示の確認及びユニット交換修理をしにディーラーに行ったのが運の付き。
R1100~R1150のエンジンが好きな私は、地味にR1150GSアドベンチャ及びR1100Sの2機種を物色していました。
しかし2年以上も探していたにも関わらず、私の目に止まる車体に出合う事はなく、時間だけが過ぎていった。
私的にはどちらが見付かっても良かったが、極上と言って差し支えない程度と私好みにカスタムが施されていた事で、GSの修理に出したその帰りに仮契約していました。
修理後の下取り金額を確認し、その金額があまりに安価だった為、どうせなら・・・という事で同額でオークションに出品。

いいオーナーに恵まれたとは言え、GSにうしろめたさの様なモノを感じながらも手放し、そして購入に至った。
背後に写る15RSと雰囲気が酷似している辺りが、私を動かす原因だったのでしょう。
社外ショックアブソーバのせいで車高の上がった15RSと比較すると、標準がローシートで幅も狭い”S”の脚付性は比較的良好。
マフラーも社外品であり、点火系と燃料系に手が入っているお陰でエンジンのピックアップはノーマル車とは一線を画する。
このエンジンの元気の良さBMWらしくない?というとそうかもしれないが、仲間の乗るBCR(ボクサーカップレプリカ)と比較しても明らかで、R1200をも凌駕しそうな勢いは飛ばすのが好きな人間に取って悪い気はしない。
ポジションはノーマルを貫いているが、15RSと比較すると、穏やかながら前傾が少々キツイ。
ハンドルもラバーマウントの15RSからすると、この”S”はR1200系のハンドルグリップを使用している事もあり、エンジンや脚からの振動もそれなりに拾う。
シートも良いのは脚付性だけ。
BMWのローシートはなぜみなえぐる様にアンコが削がれているのか。
お尻の収まりが良過ぎて山道での体重移動に支障が出るのと、ややシートが前傾している事で前へ前へと身体がズレてしまう。物理的にアンコが少ないので、大きめの振動はお尻へと伝わってしまう。
忘年会ツーリングで比較試乗したBCRは、標準がハイシートで、とても動き易く、多めのアンコに依って乗り心地もとても良好。
ついでにシートが高いせいでハンドルも近くに感じ、トータルで車体が小さく感じる程だった。
否定ばかりのファストインプレッションだが、事実7割は納得していない。良い所といえば元気なエンジンぐらいだろうか。
ヴィジュアル重視のカスタム車両はそれなりの覚悟が必要だという事を実感した次第。
これから自分なりに手を加えて、15RSを越える程の”らしさ”を追求していきたいと思います。