またひとりBMWユーザーが・・・。

また私の影響でBMWユーザーが増えた。
と、これを観た仲間内には確実に思われているだろう。
間違い無く・・・。
私は基本的に薦めません。無論「買え!」なんて間違っても言いません。
でも、「どうか?」と問われれば「良いと思うよ」とは答えますが。
今回ネットオークションを観察する事2カ月余り、ようやく見つけたのは一昔前にボクサーカップを席巻したR1100S。
他のRシリーズが軒並み1150へとシフトする中で、唯一1100ccのまま、熟成を重ね生産され続けた息の長いモデル。
相場より高額で購入したこの車両は、正直程度はあまり良くなかった。
走行距離こそ14000キロと11年落ちの割には少ないこと、外装類は他の部位に比べ艶が残る状態であること。良かった点はこの程度。
最初に目にした時は、雨天走行後そのままの状態だった。
ネットオークションで何度となく車両販売の経験はあるが、綺麗に洗って画像を載せるし、現車確認に来ようものなら、通常洗車より気合いも入ろうものだろう。
しかし前オーナーはどうも”乗りっぱなし”な方の様で、汚れは洗えば落ちるのでヨシとしても、直射日光による外装以外の樹脂類は白く焼け、配線を纏める被覆類は触ると崩れ落ちる程の疲労感。

一通り綺麗にし、組み上げ後。
ホイールの汚れを落とすのに2時間~、配線の再養生、タンク取付ネジ山再製作、ETC配線のひき直し、エンジン、ミッション、ファイナルデフオイル交換、タイヤ交換に車検取得等々。最終的にこの二日間は他人の力も含めこの作業類に使った。

あれだけ内部がグッタリだったのに、なぜか外装は艶を保っていた。
しかし大きなキズが2~3か所はあったので、タッチアップ。
バッテリーが弱っていた為か、一旦点灯したABS警告灯が、バッテリー交換後も点滅したまま。これはディーラーでエラー削除して貰わないとダメかも。1150特有のサーボシステムが無い分、最悪の事態にはならないのが救いです。

しかし良い事もあります。

フロントリア共にオーリンズのショックアブソーバが装着されている。

ステンチューンのマフラーに換装されているが、2000年式という事もあり、そのまま車検はOK。そしてササキスポーツ製と思しきハンドル調整用のアダプラーが付いている。
この部品を取り付ける事により、R1150RSのハンドルをもっと手前に持ってきたようなポジションになっている。
しかし、それにより上体が起きてしまう事、DOKEN製のスクリーンが付いている事で胸より上に走行風が直撃するのが問題か。
スクリーンの縁がしゃくれている純正は短いながら、よく仕事をしている証拠である。BMWの純正品を見てくれだけで変更するのは大きなリスクを伴う事を忘れてはならない。国産とは違うという事だ。

元々装着されていたタイヤはミシュラン製”マカダム”。05年生産のモノだったので、溝はあったが容赦無く交換。
偏摩耗が進んでおり、ハンドリングが二段階になっていた。
オーナー本人曰く、「溝のあるタイヤをなぜ換える?」と言って交換を拒んだが、転んでからではタイヤ代だけでは済まない旨を淡々と説明してようやく納得させた。
痛い思いをした事ない人間に限って、タイヤをケチる。
結果、交換後に乗って感動していたのも本人だ。とりあえず良かった。
これから彼のBMWライフはスタートする・・・。今週末のツーリングでお披露目予定です。なんだか私も楽しみだったりします・・・。