過ぎ去った10年・・・。 ~行○アイランド~ | 欧州車かく語りき。

過ぎ去った10年・・・。 ~行○アイランド~

そこは東京から比較的近い場所に位置しています。
 
開園は今から45年程前の事。そしてこの世から消されたのは今から10年前の2001年。
 
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東京よりスムーズに行けば2時間程の国道128号沿い、勝浦市にある行○アイランドの探訪に出掛けてきました。
 
現役当時には訪れた事がないので、その差を愉しむというわけにはいかないが、経営清算してから10年の時を経て、どのような変貌を遂げているか非常に楽しみな大型物件。
 
1964年のオープン当時から売りモノだったフラミンゴショーが話題となりそれなりの集客があった様だが、その数年後に鴨川シーワールドが近所にオープンし、それなりに客を奪われた様です。
 
その後ディズニーランド、マザー牧場等々が次々とオープンし、経営は悪化の一途だった。
1997年に開通した東京湾アクアラインに期待するも、マザー牧場の客を増やしただけで、ここ行○アイランドの経営回復とまでは行かなかった様です。
 
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行○アイランドが無くなり相当の時間がたっているにも関わらず、駅は無人といえ未だ存続中。全盛期には当然ながら特急も停車していたが、現在は通過駅、1日19人程の利用らしい。意味があるのでしょうかこの駅・・・。
 
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チケット売り場と改札。10年にしては相当痛んでいるのは海のそばだからでしょうか。ここのすぐ横に小さなロータリーがあり、バスが停車していた。バスもまだあるようですが、近場に住宅はあまりない。
 
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正面エントランス。バスが通れる程の大きさ。この先には当時で言うトコの夢の世界・・・。
ここをアクセス出来れば、これほど簡単な事はありません。が、廃墟巡りはそれほどあまくありません。
 
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このテーマパークは海に面している為、海側からのアクセスが一番楽なのは言うまでも無いが、そういうわけにもいかないので、この手の入り口を探します。そして良識ある大人の奇行だけに、よじ登ったりすると当局のお世話になる可能性もあるので、ここは正当?に登山の道を選びます。
 
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先日までの猛暑はすっかり形を潜めた休日。風が心地良く登山もそれほど苦にならない。
 
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中々スムーズに進むと思いきや、画像中央のトンネルには柵が。
この先には目的地が見えています。わずか30メートル・・・。
 
やむなく目の前に立ちはだかる、結構な急斜面を登る事に。
結果的にこの斜面が一番キツかった。
 
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少々の登山の後、トンネルの向こう側へ。カバの滑り台?が迎えてくれました。この先にもトンネルがありましたが、そこには柵はありませんでした。
 
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すり鉢状の地形の中に位置するので、山の稜線から降りる形となり、
とりあえず絶景。
 
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そしてようやく園内へ。全くの南国ムードです。
やはりこの辺りは温暖なのでしょう、この手の植物が元気に生きています。
 
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レストランと思しき場所へ出ると、建物は完全撤去されており、そのおかげで眺めヨシ。
 
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何か動物を見せていたのでしょうか。もちろん何もいません。
 
 
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中央部分にプールがありました。ここには建物も残されていました。
 
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建物の屋上から。
当時賑わっただろうプールにはもう綺麗な水はない。草も生え放題です。
 
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目の入る事の無かった達磨さん。最後の時を記憶したまま静かに眠る時計も見えます。
 
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ロケーションは最高の場所だったんですが・・・。内房に比べ少々遠かったのがいけなかったのでしょう。
 
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しばらく前にはしっかり立っていた様です。
 
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中央広場に謎のオブジェがありました。ギャートルズのお金の様に見えます。
 
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ここはこの施設のメインイベントであるフラミンゴショー会場。観覧席は辛うじて残るものの、水たまりには鬱蒼と茂る雑草に見る影もありません。フラミンゴ達はもう死んでしまったのでしょうか。
 
さすがに10年経つと、羽の一枚も落ちていませんでした。
 
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得意場所にある施設だけに、園内には多数トンネルがあります。
その中でのショットに写ってはいけない”かも”しれないモノが・・・。
 
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おおよそ2時間歩きまわって、辺りは西日に包まれており、帰路はトンネルの柵を何とかすり抜けて脱出。
気が付くと昼食も抜きで歩き回っていました。いい大人のいい運動になりました。
 
大きな物件ではありましたが、2時間で周れてしまう事に閉園の要因の一つがあると思います。TDLやマザー牧場は2時間ではとても無理ですから。
次また来よう・・・という気にはなれないほど小さかった事でリピーターの取り込みが上手くいってなかったのかもしれません。
 
この施設は倒産ではなく会社清算である為、余力があるのか管理がしっかりしている為、殆どの建屋等が取り壊されていたのが正直、面白味に欠けました。
房総半島には沢山の廃墟がありますが、次回に期待と言う事で。
 
いつか鴨川シーワールド、あわよくば究極TDLが廃墟化する事を期待しながら・・・。