エアクリーナ清掃とパイロットロード換装
恒例のお盆ツーリングの宿の手配やルート構成等が一段落し、これから出発までの1カ月間は徐々にテンションが上がっていく。
昨年はADVで出掛けたので、今年は15RSで出掛けるつもり。
というわけで整備となるわけだが、一気にやりたいと思うも、こう暑いと作業を数週間に渡って行なわざるを得ない。
GWぶりに日の目を見た15RSだが、とりあえずエンジンは一発始動。エンジン等異音無く好調・・・と何処かのインチキオークション出品業者の定番文句だが、それはともかく一応好調の様だ。
この耳に優しく心地良いR259系のエンジン音を聞く度、カチカチと忙しない1200シリーズより魅力を感じる瞬間であり、これは走行しても同じだ。
と話は逸れたが、今回は手始めにエアクリーナの清掃。
本来は交換が前提のドライ式のエレメントを装着している15RSだが、車体購入時に”DNA”製の清掃可能のエレメントを購入している。
早速サイドパネル類を外し、タンクをズラしてエレメントを外す。

1200GSと違いタンクをズラす手間があるが、なぜかクイックリリースをカウルに使用する15RSはカウル脱着が早いので、ここまで来るのにそれほど時間は必要無い。

エレメントを外したエアクリーナボックス。落ち葉に枝等々長い間に色々と蓄積している。

キッチリ仕事をしている様子のエレメント。汚れていてもさほど影響の無い部分だけに、実は4年程放置していた。距離にして23000キロ、
東北から九州までの砂やホコリがここにある。

洗い湯にドブ漬けし、揺すりながらゴミを落としていく。

中々蓄積していますが、4年放置の割にあまり多くはないような・・・。
でも種みたいなモノが浮いてます。上手くしたら目が出たりしないか。

チリ、砂、落葉に種、昆虫の部品多数(トンボの羽とかハチの首とか)。
タンポポのタネもありました。エレメントのフタを開けたらタンポポが咲いてたなんてのがあれば良いのに・・・。

散々洗い天日干しし、キレイになったトコで4サイクルオイルを塗る。吸気抵抗になるので塗らなくても良いかとも思ったが、公道しか乗らないので一応・・・。
なんとなくスッキリしたので部品を注文しに、ディーラーまで久しぶりに乗ってみる。
まったりしたエンジンが乗る度新鮮な15RS。その後、時間に余裕もあったのでタイヤショップの”レーシングマックス”へ立寄り。
しかし寄ってしまったのが運の付き。

何やら作業スタートしてしまう事に・・・。余裕があったのは時間だけだったはずが。

パイロットロード3、フロント。
パイロットロード2からの太い溝はそのままに細いサイプが特徴のこのタイヤ、見るからに乗り心地が良さそう。
ロードタイヤの場合、溝は排水だけの為ではなく、タイヤが潰れるのと同時に溝たちも潰れて乗り心地を確保している。
つまり溝が多いと乗り心地も向上する。
スリックタイヤに溝が無いのは接地面積を増やすのもあるが、タイヤ自体の剛性アップ、そして均等に接地面積を出す為でもある。
実際にタイヤを触ればわかるが、トレッドを押すと一番先に溝を中心に潰れてくるはずで、溝が多ければ多いほど良く潰れて、これが俗に言う接地感を出していて、乗り心地をも確保している。
公道走行可能なSPタイヤ多い昨今だが、公道に向かないのは溝が少なく雨天に危険なのは元より、ドライであっても必要な荷重を掛けられず潰す事が出来ない、つまりタイヤを潰す事が出来ない=タイヤの温度も上がらないからグリップも低い。
それなりの腕がある、もしくは夏は場は良いだろうが、乗れてない人が冬に使用するのは危険でさえあると思う。まして乗り心地など良いわけがない。それでも以前よりはかなりマシになっているが・・・。
逆にツーリングタイヤでサーキットを走れば、最初こそ良いが走行を重ねルうちにタイヤが熱を持ち過ぎグリップが落ちてくる。
その代わり公道ではタイヤ自体をよく”揉む”事の出来るツーリングタイヤは適温まですぐに到達し、安全グリップまで持ち込める事が魅力であろう。
つまり適材適所という事である。かなり乱暴な書き方ではあるが大筋事実だ。
かなり話がそれてしまったが、タイヤ交換続き・・・。

パイロットロード3、リア。
カメラを忘れたのが一番の問題だが、携帯カメラの画質にも問題アリ。
パイロットロード2の溝に加え、こちらも細いサイプがプラスされている。
雨天でも有効な溝であろう。公道ではロードタイヤがトータルで一番早く走る事が出来る。これは”速い”ではなく”早い”だ。

店長からは正直勿体ないと言われたが、私も同感。しかしフロントと違うタイヤは入れたくないのは、つまらない拘りに他ならない。

今回交換に踏み切った要因がこのパイロットロード2のフロントタイヤ。
スリップまであとおおよそ1ミリ。
一昨年のお盆ツーリングで、知らずにこの状態で出掛けてしまい、切れ込むハンドリングに山道で終始つまらない思いをさせられたから。
これ以上減ると、ハンドリングの変化が大き過ぎる。おまけに500キロ以上の高速の移動で現地に着いた頃には確実にスリップサイン登場となる。

そして今回、無理してタイヤ交換し良かった事が他にもあった。
それはこのフロントホイールベアリングの破損が見付かった事。
とりあえず見た目はシールの塗装?が剥げている程度にしか見えないが、完全に終わってました。手で回すとゴリゴリとした感触が伝わり、シャフトを入れて動かすとかなりのガタがあった。ベアリング内の鋼球が潰れているのがすぐに分かった。
もしタイヤ交換をしなかったら、この状態で出掛けるトコだった。となると現地でベアリング交換という痛い目に合うのは確実だ。
旅先でベアリングを2度破損した経験がある私だが、気にしていてもこう言った偶然に巡り合う事もある。
ステムベアリング等ならば一時的には問題無いが、ホイールベアリングに関しては破損した場合、即走行不能に陥る可能性が高い。
よって定期的なベアリング点検は必須。
ディーラーの24ヶ月点検等でも見ていない可能性大だから尚更・・・。

そして装着完了。店長ありがとうございまいた。
包帯が巻いてある様な印象のパイロットロード3。
まだ皮むき作業があるので、簡単な第一印象は、”柔かい””穏やか”という事。それなりに減ったタイヤからの印象なので、直接比較とは言い難いが、終わっているベアリングにしては良い感触というのが、装着直後の印象だ。
恐らくベアリングを交換した後は”絨毯の上を走る”如くの乗り心地と言ったら大袈裟かも。
ベアリング交換後に改めての印象を、私なりに書いてみたいと思います。