ほんのり自粛のGWツーリング 2011 | 欧州車かく語りき。

ほんのり自粛のGWツーリング 2011

今年は東日本大震災の自粛ムードを僅かに感じつつ、そしてなんとなく景気後退の兆しの中で迎えた2011年度GW。
 
いつもなら有給消化しつつ10連休・・・といきたいトコですが、関東から少し出た所を周遊してきました。
 
初日は東北道より空いている事が明らかな常磐道守谷SAよりスタート。4輪はそれなりに確認出来る午前7時、オートバイツーリングの集団はかなり少ない。
 
今回は4台の小部隊であり、小回りの効くツーリングになりそう。花曇りの空の下、気温は低く北上する程にさらに低下が予想される。
先ず目指すは常磐道の北茨城IC。ガソリンは当然満タンであり、そうなれば1ターム1時間程でのアクセス。
 
北茨城で下車し、国道6号を北上。
国道6号を左折した瞬間に目に飛び込んできたのは倒壊しかけた家屋だった。ほぼ海沿いを走るこの辺りの国道6号は地震の揺れに依る影響と例の大津波の影響の両方をまともに喰らっていた。
 
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小名浜の少々手前の大津港に立ち寄ってみる。漁港へ至る道すがらには倒壊した家屋が多数確認出来た。旧い家屋が倒壊する中、築10年以下の家屋は持ち応えていたのが印象的。
 
しかしこの防波堤は辛うじて原型を留めているが、至る所に亀裂が走り、防波堤に無いものが散乱している。遠くに見える漁船ももちろん、ここにあるものではありません。
 
大津漁港を後にし、朝食を済ませるべく朝マクドへ。朝から比較的賑わっており、普通の生活を感じる事が出来た。
朝食後、勿来海岸をかすめて国道289号を白川方面へ向かう。
本日のゴールは山形県米沢に程近い”小野川温泉”。
 
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つい懐かしくなり、思わず停車。当時出来たてだったであろうこの道は高校生時代にツーリングに来た際に通った事を思い出したからだ。
 
この先の白川方面へは相当の峠だったと記憶していたが、全く新しい道路になっており快適そのもの。旧道は何処へいったのやら・・・。
 
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白河からはショートカットするべく東北道から磐越道へ。磐梯山にはまだ雪が残る。
会津若松ICから昼食の”喜多方ラーメン”を目指します。
 
そう、今回のテーマは”ラーメン”なのだ。やはり旅に食は不可欠であり、我々貧乏人にはB級グルメが丁度良い。
 
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喜多方市内に入り、先に愛馬達への給油を済ませてから、以前”なのだ!!!”さんから紹介して頂いた”まこと食堂”で並ぶ事50分。
遅めの昼食にありつく事が出来ました。この時点で午後3時であったので夕飯への影響が心配だが、さっぱりとした後を引かないラーメンはとても美味しかった。
 
食べ終わった頃にポツリポツリを天から水滴が落ちてきた。濃い鉛色をした空は米沢方面を覆い尽くしていた。潔く雨具を着用する。息が白くなるほどに気温も低かったのでヨシとする。
 
喜多方から米沢へは国道121号の新道を使用するので大した時間は必要無い。そして長いトンネルを抜けるとそこは再び晴れていた。といっても日差しの中に雨粒はまだ落ち続けていたので・・・。
 
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見事な虹をくぐる事が出来た。ここまでクッキリとした虹は初めてかもしれない。雨は必ずしも悪くない。
 
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虹をくぐると程なく”小野川温泉”に到着。
お土産屋アリ足湯アリと、大人しくも温泉街らしい佇まいで近所の白布温泉より私的には好印象。
 
今夜のお宿は画像正面に見える”やな川屋旅館”。
 
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とりあえず宴画。右端にあるのがメインの米沢牛タタキとしゃぶしゃぶ。黒い蕎麦は”墨蕎麦”だそう。特に味は無かった。
 
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明けた4月30日。宿前にチェックアウト後の記念撮影。
 
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お土産屋で”今喰う味噌まんじゅう”入手。甘辛さのハーモニーが絶妙¥80也。そしてゆっくり出発。
 
本日の目的地は富山県の”宇奈月温泉”新潟を抜けて・・・と考えたが、時間的に厳しそうなので磐越道へ向かうことに。
 
磐越道へは、昨日北上した国道121号バイパスを会津坂下ICへ向かうか、せっかくなので遠回りだが白布峠を越えて猪苗代磐梯高原ICへ向かうか・・・。
 
今回は後者を選択。遠回りだが白布峠は面白いからだ。
そして偶然の産物が・・・。
 
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この米沢ラーメン。テーマがラーメンのツーリングだけに米沢ラーメンは外せなかったのだが、喜多方と違い”朝ラー”という店は皆無であり諦めていたトコ、白布峠入り口に偶然発見し、交渉の末オープン前だったが無理やりラーメンを作ってもらう。
 
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このちぢれ具合が喜多方ラーメンとの相違。スープもやや濁りの無いクリアなのはこの店の特徴か。
 
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正直、味としては微妙だったが悪くは無い。他の米沢ラーメンとの比較が出来ないので致し方ない。”めん吉”のマスター、わがままを聞いて頂きありがとうございました。
 
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雲天の冷える白布峠を登坂する。道は少々悪いが九十九折れの登りが楽しくないわけがない。この先雪の壁は厚く高さも増していく。
 
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桧原湖を遠くに望む。まだまだ冬の装いの頂上付近。これから内臓道路を下りますが、GSで良かったと思う瞬間です。
 
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下りるほどに気温は上昇し、楽になっている。むろんグリップヒーターはオン。GSの優しさは過酷であればあるほどに価値を実感する。
 
そして桧原湖沿いの道を抜け、程なく猪苗代磐梯高原ICへと流入する。
 
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そしてこの先”雨”の電光表示が・・・。この旅で2度目の雨具着用。
この後、新潟中央JCT以降は本降りになった。
 
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新潟県に入りしばらく走ったトコのSAにてこの度2度目の給油。
この頃にはようやく雨は上がる兆し。しかしその代わりに強風に見舞われた。最大で風速14メートルだった。
 
この強風で50キロ規制が掛かっていたが、何せ終始殴られているかの様な強風の中、100キロ以下で走ると真っ直ぐ走る事は非常に困難で危険を感じた。むしろ140キロ以上で走ると横風を感じなくなった。
ホントかウソか。風より速く走ると大丈夫なようだ・・・。これは今回の収穫だった。
 
そして富山ICより下車した頃には風は収まってきたが、信号待ちで車体を維持するのは大変だった。そんなこんなで本日2食目、このツーリングでは3杯目のラーメン屋に到着。
 
 
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富山ブラック大喜”こじんまりとした店構えは富山市内の中心部に位置しており、大きな建物?に挟まれ窮屈そうに建っている。
 
この富山のブラックラーメンというのは今回の旅の下調べの際に知ったラーメンで、ネタ的には一番期待しているラーメン。
 
ちなみに我々が店に入ろうとすると、通りかかった通行人が「兄ちゃん達ここのラーメン喰うのか?」と・・・「そうです」。
 
通行人は「ここは異常にしょっぱいから、オレは喰わね」
とだけ言い残して去っていった。
これから喰おうという我々に余計な事を・・・。ま、いいか。ここまで来てしょっぱいからと喰わないわけにもいかない。
というかそんなにしょっぱいなら話のネタにはなるだろう。
 
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外観もそうだが店内もこじんまり。20人は無理だろうか。店の壁には有名人のサインがズラリ。
そして待つ事10分程でお目当ての富山ブラック登場。
 
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確かにしょっぱそうだ。とにかく黒い。寒い地方にはしょっからいモノが多い様だが・・・。
 
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通行人にしょっぱいと脅されたので、それならばと生卵¥50を追加してしまった。
 
ここで画像の掲載範囲を越えてしまったので、富山ブラックのインプレッションは次の記事更新に持ち越しです。
 
                            つづく・・・。