初めてのデフオイル(ファイナル)交換実施
久しぶりのADV整備備忘録です。
早いもので、15ADVからの代替で、2007年の夏に納車になった12ADVも今年夏には無事車検満了。
総走行距離は25000キロ越えて、整備の甲斐あって調子はすこぶるヨロシイ。
エンジンオイル、ミッションオイル、タペット調整に左右のバランス・・・等々それなりに整備のおかげか。
しかしデフオイルの交換は納車以来実施していなかった。
聞いた話だと10万キロは無交換というのが通常らしいが、15RSやR100RSは既に数回交換している事を考えると、やらねば・・・と思いつつ2万キロを越えてしまった。
なぜ中々手を出さなかったかといえば、面倒臭いのはもとより、リアホイール脱着し、その後デフケースをも外さないといけないという事だった。(その後08年式より容易に交換出来るように・・・)

リアホイールは5ヶ所のT50トルクスで装着される。
というか、作業の90%はトルクスを使用するので、このオートバイを触るならトルクスのビットセットは必須ツールです。
先ずはリアホイールを外しますが、その為にはGS特有の装備である”マッドガード”を3か所のトルクスで外す。
外さなくてもイケるが、私の様な素人は外した方が結果楽なので。

リアホイールを外した後、リアキャリパーも外します。
素人は外せるモノは全て外した方が作業が早いし、接触によるキズ防止にもなります。キャリパーは垂れ下がらないように養生します。
ブレーキホースに無理をさせてはいけません。

リアブレーキのディスクローターの内側にあるABSのセンサーがあり、
これを外します。そしてその配線のクランプがスイングアームに2か所あるので、そのクランプから配線を外す。でないと、リアのデフケースが外れてくれない。

リアホイール、フレーキキャリパー、ABSのセンサーを外し、ようやくデフケースにアクセス可能に。
このゴムの蛇腹の上方のトルクスを外すとリアケースが下側の蝶番を軸に外れます(落ちます)

デフケースを完全に外す前にドレンボルトを緩めておきます。もちろんここもトルクス。
その後トルクロッドに使用されるトルクスとナット(ここが唯一のメガネを使用。でも確か15ミリという意地悪なサイズだったような)を緩め、デフケースを落とす。

ドレンボルトにはOリングが使われており、私的には再使用可能です。
メーカーではきっと交換指示でしょう・・・。

デフケース脱落の画。ゴム製の関節カバー内に見えるシャフトにはほんのりサビが出ていたが、水分の侵入は無さそう。チェーンに使用する様な非常に硬いグリスが塗りたくってあります。もちろんこのスプラインギアにグリスをたっぷり塗って組み戻します。

初めての作業なので、当然軽い事故もあります。
何も考えずに落としたデフケースからオイルが出てしまいました。ドレンより上部にあった、”ABSセンサー”を外した穴から・・・。
その後ドレンボルトを完全に外し、待つ事30分以上。

ABSセンサーを外した穴からデフオイルを注入。
今回も”オメガ690ギアオイル”80w-90を使用。

上部から入れて、ドレンから溢れるまで注入する。この時点でデフオイルの容量を知らなかったが、おおよそ220cc程度入った。
デフやミッションのオイルは非常に硬いので、中々入らないし抜けない。よって真夏の気温の高い状態でやる方が得策だろう。
帰宅後全量を確認すると220ccとの事だった。やはりドンピシャだ。
通常デフオイルはフィラー等から溢れた所が適量とされているが、このオートバイもそうだった。
それはそうと、赤くて旨そうに見えるのは私だけ?
その後、ドレンボルトを閉め込み、逆の手順で組み上げて終了。
一つ難を挙げるとするなら、デフケースを組み込む際にシャフトとデフのスプラインが中々合わず、少々手こずり時間が掛かった事でしょうか。
乗った後の感想ですが、全く解かりません。気休め、自己満足の世界でしょう。でも画像にありませんが、それなりに汚れていたのは事実です。
バッテリーを充電しながら、ADVはこれから越冬に入ります。
車検も切れてますし・・・。