520コンバート施行
久しぶりのRC8ネタですが、やはり気になるチェーンのコンバート施行。
以前に990スーパーデュークの時もサイズダウンをしたかったが、アファムジャパンに問い合わせたところ、リアのドリブンは特注可能だが、スーパーデュークのフロント、ドライブスプロケットの製作はなぜか不可とされた。
当時はRC8が出てすぐと言う事で、共通である事を知る由も無かった。よって低フリクションのチェーンとドリブンを1丁上げとして特注で製作したのは2年程前の出来事。
私がチェーンの拘りを持ち始めたのは、まだまだ小僧時分に全く整備をしていないチェーンでパキパキと音をさせて走っていた頃に遡る。そう400ccに粋がって乗っていた頃・・・。
当時からツーリング好きな私は、準備の為にあるショップを訪れオイル交換をさせてもらいに行った際、そこのメカのお兄さんに、あまりに酷いチェーンの状態に注意され、なけなしの予算でしぶしぶ交換した時からだ。
あまりに酷い状態のチェーンを新品に換えただけで、こんなにも激変するものか驚愕した。滑らかになったのはもちろん、間違いなくパワーも上がった。酷い状態からの新品なので、もちろん必要以上に効果を得られたのもありますが、それからはチェーンには気を使っている。
マフラーやキャブレターを換装するより、インジェクションのセッティングを出すよりも、チェーンの整備は一番安価であるし、マフラーやキャブレターの効果を確実に後輪に伝える事はとても重要で至極当たり前の整備であろう。
ここ最近はシャフトドライブの車両に乗る事が多いので、チェーン整備する機会は以前より減ったが、やはり重要整備項目である事に変わりはない。
話が逸れまくりましたが、今回は525サイズから520へのコンバートを含め前後スプロケット及びチェーンの交換を行いました。

ドライブは純正、ドリブンはISA製、そしてチェーンはRKを使用。
ちなみにこのセットは990スーパーデュークに使用可能。試す価値ありと思います。

特殊工具とエアツールが必要なので、全く関係無い店舗にて作業。
ここ数年で完全にHDディーラーへと変貌してしまったが、このお店との付き合いは20年程になります。ちなみにこのリフトは私のです(笑)

失敗したのはリアスタンドのVフックがなく、この不安定さ。
見ての通りのこの店でチェーンやスプロケを注文するのは、私だけですから当然交換する事は他にあるわけもない。

慣れない作業に一苦労。ここまで30分以上。

外したスプロケットキャリアを万力にくわえて、スプロケットを外します。
かなり乾いた状態で、パキパキいいながら緩んでいった。

今回はロング傾向である37丁から39丁にショート化。アフターパーツが殆ど存在しないRC8だが、ISA製を知ったのはネット情報。

耐圧グリスを薄く塗布して再び組み直す。なんだかグリスオタクなのかもしれない。

他車では見た事ない場所にボルトがあり、非常に外しにくいリアブレーキをせっかく外したので、パットの面取りを実施。鳴きはなくなるでしょうか。

逆の手順で組み上げ、自己満足画像。

新しいリアスプロケットを換装し、リアホイールをスイングアームに組み戻し、今度はドライブスプロケットを外す。
見ての通り、マグラ製のクラッチレリーズが干渉し、外さないとスプロケットが外れてくれない。結局それだけでは済まずに周辺を全て外した。

左がノーマル、右がパワーパーツ製。明らかに違う。ノーマルは消音の為のゴムが巻かれているが、パワーパーツ製は当然消音ゴムは付いておらず、さらに軽量化の為の穴まで開いている。レース部品然とした姿がヨロシイ。

これもまた当然だが、歯厚が違う。重さも半分まではいかないが軽量。
新品なのにサビてます・・・。

ここはインパクト使用での脱着。とりあえず520仕様のスプロケットですが、525サイズで動きます。当たり前か・・・。

これが今回使用するRKのチェーン。 ”R”の文字と”超低フリクション”なるコメントがそそります。

表のプレートはゴールドですが、艶消しなのが”如何にも感”が無く好み。さらに裏のプレート色無しなのがさらによろしい。
カシメも無事終了し装着完了。
その後遊びを調整しリアタイヤを回すと軽い軽い。おまけに目一杯短くしたのでアクスル位置で2センチ程前へリアタイヤを追い込んだのでホイールベースが2センチ短くなりました。

純正とRKのチェーン比較。ローラーの幅が違うのは当然として、プレートが薄い。
強度の問題が気になるトコだが、以前も使用して全く問題無い事と、常に全開のレースで当たり前に使用される事に対し公道では常時全開はあり得無い事から問題は発生しないだろう。頻繁なメンテナンスを行う事は最低条件でしょうが。

プレートの大きさも違います。軽量である事は間違いありません。
全てが小さく作られる事でフリクション低減はOリングの進化も手伝って確実なモノとなります。

チェーン調整から掃除まで終えて、いい気分。しかし30℃越えの炎天下での作業はツライ・・・。
30分程の試乗でのインプレをしましょうか。
まず、このくらいのファイナルが本来のRC8ではないかと思いました。
チェーンのサイズダウンも効いているだろうが、明らかに走りが軽くなります。
ノーマルのファイナルでは、富士SWのストレートで6速で吹け切らないのは、このロングなファイナルのせいだと思っていた。
富士SWで吹け切らないのでは、モテギや筑波では完全に合っていない。
低速でのスナッチも少なくなり公道での乗り易さも増した。ただ長距離では燃費の悪化はあり得るだろう。
今回の出費はトータルで¥36000程。520サイズにした事でチェーンの選択は増え、価格は下がった。大手量販店には無い値引きも影響しているが、費用対価からアリだと思います。
