GS用ラジアルタイヤ VレンジとHレンジ | 欧州車かく語りき。

GS用ラジアルタイヤ VレンジとHレンジ

私のGSは07年式。
新車装着はブリヂストンのバトルウィング”Vレンジ”。約10000キロ走行後、3分程の山を残して交換実施。
 
そして交換したタイヤはメッツラーのツアランス”Vレンジ”ちなみにEXPではない。
このタイヤを履いた直後にバトルウィングがコーナリングタイヤだったという事を実感。バンクした状態の固まった様な安定感は曲がらないタイヤという印象を受けた。しかしそれは最初だけで、この安定感こそがGSに相応しいと感じた。
 
そして13000キロを走破したツアランスは4部山になった所で交換。
次は前回入れようとして欠品していた為に購入が叶わなかったミシュランのアナキー。しかしまたもや4月現在メーカー欠品中。
散々探して在庫をようやく発見、交換。
 
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ミシュランアナキー。
こちらはリアタイヤ。ご覧の通りの”Vレンジ”です。
 
イメージ 2
フロントは”Hレンジ”。
 
今回探し回って最後の1セットを購入した為、リアがVレンジ、フロントがHレンジという組み合わせになってしまった。
 
この””と””の違いは、ご存知の方が多いと思いますが許容スピードを示しています。
 
Hレンジ=~210km/h。   Vレンジ=~240km/h
 
つまり最高速度の保証値が違います。
昨今のスポーツオートバイのタイヤは殆どがVレンジもしくはZレンジが装着されていますので、GS等デュアルパーパス車両に乗る方にしか関係の無いものと言えます。
GSの最高速は1200GSで約時速220キロ、1150GSでは200キロ程度でしょう。R100GSになるとさらに低くなっていきます。
 
しかし、GSのみならずBMWで最高速をバンバン出して旅をするというのは、ここ日本では考えにくい事である事から実際の所、”Hレンジ”で十分と言えるでしょう。
 
詳しくはタイヤメーカーのHP等に譲りますが、この違いはタイヤ構造の違いで、当然の事ながら高速で走る事を目的として作られた”Vレンジ”の方がトレッドやサイドウォール等が丈夫に作られています。
 
という事はVレンジの方が若干重いとも言えますね。
 
前置きがかなり長くなりましたが、先の九州ツーリングで快適ワインディングを数多走る事によって車体に高速コーナーでのみヨーイングの様な”ヨレ”を感じました。
これは行きの中央高速の連続高速カーブの時にも既に感じていました。空気圧を見ていなかった事からエア不足かと思い、スタンドで給油の際にフロント2.3キロ、リア2.5キロへ調整。
 
しかし天草の高速ワインディングで再び”ヨレ”を明確に感じた。
これは80キロ以下で曲がるコーナーでは発生せず、100キロ以上の高速コーナーで発生します。
 
この”ヨレ”はハンドル周りからちょうとシート下の方へ車体がちぐはぐに動くというか、エンジンを中心として捻じれを感じます。
高速コーナーでも路面のウネリや荒れが無ければそれほど感じませんが・・・。
そしてフロントタイヤの荒れが気になります。
 
この現象は以前の”ツアランスEXP無し”では全く感じませんでした。
 
イメージ 3
当然ですが、こんなストレートでは全く感じる事はありません。
しかしこんなストレートがある様な高速コーナーで発生。
 
イメージ 4
阿蘇グリーンロード。
こうした低中速コースでは感じる事はない。
 
私の車両がアドベンチャーである事、そして私の体重が一般人より重い事と、リアとフロントのレンジ違いから来ている可能性も否めませんが。
 
上記理由以外に、私的にはフロントの”Hレンジ”である事が原因だと思っています。
この件の解決にはフロントタイヤをVレンジに換えてみるしかないんですが。潤沢な予算があるわけでもなく、1年以上はこのまま我慢するしかないのが非常に残念です。
 
GS乗りの方は飛ばす方が多い様な気がします。
GS乗りの方なら100キロ以上のコーナリングを誰もが経験済みであると思います。
もし腕に自信がおアリなら、Vレンジを装着される事を強くおススメします。
飛ばしたいトコで、自分が飛んで行ってしまっては元も子もありません。Hレンジの方が安価ではありますが、数千円の違いなら・・・。
 
最後に、GSの標準タイヤはVレンジです・・・。