地獄温泉 ”清風荘”
この温泉も以前から行きたかった温泉。
というか立寄りでは2度程入浴経験アリですが、お泊りをしてたっぷり味わってみたかったのだ。

阿蘇の山奥突き当りの一軒宿。
その1キロ程手前には”垂玉温泉”があり、それを越えた更に奥。
以前の印象はなんとなく不潔感があった様な気がしたが、思い過ごしだった様だ。ロビーはもちろん板張りだが顔が映る程というと大袈裟かもしれないが、使い込まれ、磨き込まれた小奇麗なもの。

所々、歪みが出ており時の流れを感じさせる。大きな地震があったらヤバイと思われます。

案内されたお部屋は、細めの廊下の突き当りの角部屋で、窓はサッシだった。旧いのが良いと言っても、ま、限界もあるだろう。
せっかくの秘湯となれば夜暗い中も風情があるが、明るいうちにも味わいたいので早速”すずめの湯”へ。ここは混浴です。(時間によって女性専用タイムあり)

これが、清風荘のメインバス”すずめの湯”。見えそうで見えない。
建屋より一段下にあるので階段で下りる。

これが”すずめの湯”全景。
画像でわかる通り、アベックではあるものの比較的女性が多かった。
熱めの湯と温めの湯とありますが、熱めでもそれほど熱くありません。おそらく熱めで41℃あたり、温めで39℃くらいか・・・。
温めだけだと、出た後冷えが早く感じました。
※私は本来プロカメラマン並みの腕前ですが、見えてはイケないモノがこの世には沢山あるので、わざとピントをボカしております(ウソ)

もしも混浴に不安な諸兄には同じ場所に内湯もあります。
この場所に脱衣所があるので、ここから外湯までは裸足で砂利の上を歩いて入浴という形になります。
どちらも共通ですが、湯船の底から湧くこのお湯は乳白色というよりは薄ねずみ色のお湯で硫黄臭というより、石油の様な匂いに感じました。
無色透明のお湯とどちらが温まるかといえば、無色のお湯の方が温まる様な気がします。(全部が全部ではないと思いますが・・・)
そして夕食の時間へと突入します。

お食事は囲炉裏で頂きます。風情です。(大和田伸也風)
左側が鉄板と中心に鍋。右側は使用しません(笑)
ここの宿泊プランは朝食付き宿泊が基本で、夕食は完全別料金。
今回は地獄鍋プラン¥4200/人というものを選択し、”曲水庵”という食堂にて。

猪肉、カモ肉、鹿肉と野菜を鉄板で焼いて、そして野菜と猪肉を特製の味噌鍋で頂きます。

オネーサンが焼いてくれます。
4人では少ないかと思いましたが、かなり満腹になりました。
ここのご飯が混ぜ飯でとても美味、ついでにこちらの名物のなんちゃら汁(忘れた)が付きましたが、これまた旨い。
最後にデザートの白玉クリームを頂いて終了。二時間程盛り上がってしまいました。
そして就寝前にもう1度湯屋へ。

せっかくなので、先ほどのすずめの湯とは別の露天岩風呂へ。
この日も良く晴れていたので、星がとてもキレイ。ここの露天は先程と比べ僅かに色が違い良く温まった様な気がします。
こんなお風呂をたっぷり味わえば、よく眠れるに決まってます。
ストレス発散にどうですか?お風呂嫌いなオスマンさん・・・。

そして囲炉裏での朝食。バイキング形式ですが、ありがちな感じではなく和食中心で、当然作り置きではなく、朝から作っているのでとても美味しい。
メザシ、パン、ベーコン等囲炉裏で焼くのでアツアツも楽しめます。
ついでに味噌汁も温めてます。

炭火でパンを焼くと1分で黒コゲになります。注意が必要・・・。
総じて良いお宿と思います。8畳程の和室に4人は少し狭い様な気もしましたが、キレイなのでヨシとします。宿泊料金は朝食付き¥10650也。昨夜の夕食とで¥14850。お酒を少々飲んで¥1000/人プラスでした。
¥15850の金額は私の感覚ですと高額な気もします。GWというのもあるでしょうが、都会では味わえない喧騒から離れたロケーションを考えるとこんなモンでしょうか。
場所的なモノもありますが、そう考えると1泊2食で¥10000以下がザラである北東北はやはり安いのかもしれませんね。

最後に一つ苦言を言うなら、宿泊客をもう少し大切にした方が良いと思った。(この画像では少ないが朝から喧しい事・・・)
温泉がウリな宿だけに日帰り客も重要なのは分かるが、午前8時から午後8時まで受付る日帰り客の多さには閉口した。
正直、メインの”すずめの湯”は芋洗いに近い状態で入れない人もいるくらいだ。¥500という安価な事も集客に一役買ってそう。
ここに行くなら長期連休や週末は外して、ウィークディがおススメ。もう一度行くか?と言われれば行くかもしれない。