2輪専門タイヤショップの危機・・・。
今、二輪専門タイヤ販売店が存続の危機に陥っている。

私がその危機と思う概略はこうだ。
オートバイを整備するには、基本的に整備士免許というものが必要となる。それが有料となれば尚更な事だ。
しかし、多くの2輪専門タイヤショップは整備免許を所持していないであろう。(私の知る中では少なくとも数件ある)
ここでのキモはブレーキキャリパー脱着作業にある。タイヤ交換においてブレーキを外さない限り整備士免許はいらないのだそうだ。
ここで一つ疑問というか矛盾していると思うのは、これらは自分の責任下であれば問題無いという事。ユーザー車検が認められているのはこの為。
自己責任でブレーキもエンジンもバラして、仮に事故を起こしてもそれなりの責任を負う事でOKとはこれいかに・・・。

ここまでの道具が揃っていて、営業期間が20年以上ともなれば、私がやるよりよほど安心で安全なのは間違いない。
しかしブレーキ脱着作業がある以上、認証工場としての資格を取得しないと営業出来なくなってしまうそうだ。
大昔、私はオートバイ販売店に一度だけタイヤ交換を頼んだ事があったが、見事スイングアームにキズを入れられたものだ。
タイヤ販売及び交換をたいして行っていないオートバイ販売店ではリムにキズを入れられる可能性も大。
タイヤ交換の作業技術が突出しており、店にもよるが慎重極まりない。やはり餅屋は餅屋なのだ。
これら問題浮上の原因は、主に二輪車両販売店(特に高級外車ディーラー)や大手量販店がたっぷりと載せた利益を取ってのタイヤ交換が出来ない事からのいやがらせであるという話がかなり濃厚との事。

二輪専門タイヤショップには潤沢な在庫がある。
これを本業としているので販売量がそれなりに多く、タイヤメーカーからの特価仕入れが可能となり、我々に安価で供給出来るわけだ。
これは至極当然の話であるにも関わらず、国交省にチクリを入れるオートバイ販売店や大手量販店が存在する。
2輪が売れない現代では、修理や車検等で稼がなくてはなるまい。
もしタイヤも売れたなら少しは経営の足しになるのも間違い無い。
しかし、2輪タイヤショップは専門店なだけにこれしかないのだ。
なのに重箱の隅をつつく様なマネをし、細々と営む専門店を苦しめなくても良かろうと思うのは私だけでしょうか。
全盛期だった80年~90年代には全く問題にならなかった事柄だが、この2輪冬の時代では、よほど車体が売れないのだろう。
でも、オートバイ販売店でタイヤを交換している人を私は見た事がないし、仲間や関係者にも皆無。そりゃそうだ2倍近い価格を誰もが払いたくない。
せっかくだから書くと、BMWディーラーにR1200GSのタイヤ交換を依頼すると、いとも簡単に5万円越え。
しかし2輪タイヤ専門店では4万円でお釣りがくる。
ちなみにGSはブレーキキャリパーを外さないとホイール脱着が不可なので、本来は作業不可。しかし自分で外し持込みならOK。
という事は更に安価となるだろう。
要はタイヤ交換作業自体は全く問題無く、自分でホイールを外し、お店に持ち込めば何ら法に触れる事無く作業は出来るそうだ。
ただ、自分で触れる人は良いが、常人がホイールを外してショップに持ち込む事などまず有り得ないだろう。もし外しても運ぶのにも苦労を伴う。となればさして安くもない大手量販店か、暴利(仕入れが高いから仕方ないか)なオートバイ販売店に行くしかない。
タイヤに限った事ではないが、このご時世、誰だって安く買いたいのだ。
これら国を動かした”チクリ”の影響で認証工場資格を取得したお店も出てきたので、とりあえずは安心だが。しかしそれらを取得する為の費用は我々のタイヤ代に載ってくる可能性もある。
オートバイ販売店の言い分もあろう。
でも我々ユーザーには正直関係無い。それなりに営業努力をしてきたのかもしれないが、他人の喰い淵を奪ってまで自分優先なのかというのが率直な気持ち。勝ち組負け組の差がハッキリ出てきた昨今の日本の現状そのものだ。
今後も2輪タイヤ販売店には頑張ってもらいたいし、私に限って言えばホイールを外してでも購入する意思がある事には変わりはない。
これからタイヤに4輪並みの高額予算を組まなくてはいけないかもしれない。
これらのお店を守っていくのは我々一般庶民しかいない。
(書きたい事が沢山あり過ぎて支離滅裂、五里霧中な文章ですみません・・・)