暑くない四国漫遊~徳島には酷道が多い~ | 欧州車かく語りき。

暑くない四国漫遊~徳島には酷道が多い~

晴れ渡る空の下スタートした四国徳島の2日目。

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お財布に優しい民宿えびすさん。新築し3年しか経っておらず、とても綺麗な外観が印象的。もちろん室内や食堂もとても清潔です。
温泉好きな私ですが、元々四国には秘湯というものは数少なく、この連休でどこも一杯。
おまけに休日料金という、待遇が同じにも関わらず支払う金額が1.5倍程度になってしまうシステムも納得がいかない。こんな時は民宿で十分です。

目の前に走る国道55号線を昨日来た方向へ北上し、昨日はスタンドのマスターに教えて貰った阿波サンラインを走ってしまった為、キャンセルした国道、いや酷道193号線を北上し、再び国道438号線に出て西進、大歩危小歩危方面へ向かい、かずら橋を渡ってからウドン屋を2~3軒回り宿のある観音寺市へ向かう算段で纏まった。

昨日パスした国道193号線の後半戦はさらに酷道ぶりが凄いらしい。
55号線から193号へ左折し入って行くと、最初は幅広な道路が続きとても快適。この先にホントに酷道になるのか?くらいな勢いだ。

と思ったのも束の間、2日連続酷道に突入。確かに昨日より酷いかもしれない・・・。
しかしさすがGS。億する事なく右へ左へ向きを変えていける。
こんな事もあろうかと、メッツラーのツアランススタンダードを選んで正解。
深く幅広い溝が、砂の浮く路面をしっかり捉える。多少滑るが問題無いレベル。

まるでスキーをしているかの様なつづら折れの舗装林道を愉しむ。こう思えるのもGSの持つ魅力の一つ。巨体のアドベンチャーですがこんな道が得意なんです。

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廃墟好きなので、見入ってしまった吊り橋の残骸。普通こんなモノ国道にありません。

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川を渡しているが、地面からの所がもう離れてしまっている。非常に渡りたかったが、
とても無理。ていうかここが3桁とは言え国道である事が不思議だし、ここを渡って何処へ行くのかも不明です。

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素掘りのトンネルもあります。繰り返しますがここ国道です。
この後、後続2台とはぐれ、その際ややトラブルが発生した模様でしたが大事に至らずで良かった。

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せっかくGSだったので、とても行きたかった剣山スーパー林道。日本一長いダートです。

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昨日も通過した国道193号の土須峠。引き続き良い天気のおかげで同じ光景が広がっていました。

ようやく終わった国道193号をかずら橋へ向かう為、これまた昨日走った国道438号を西へ向かう。
四国の国道は縦のラインが四国山脈によって遮られている為、限られた中から道路を選択しなくてはならない。
よってショートカットしようとすれば酷道、楽な道は遠回りしかない。
GSを選択して正解である。

西進する438号は徳島市内から伸びているので、そこそこの道かと思いきや、やはり途中から舗装林道状態。

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剣山の見ノ越峠直前の展望。携帯圏外当然の凄い山奥ですが、この数百メートル先の見ノ越峠には登山客の車でごった返していた。先程までの静けさは・・・。

見ノ越峠から国道439号へ進みますが、やはり極狭路である事に変わりはない。
おまけに祖谷渓までは下り。やはりGSを選択して正解。

しかしこの時点で午後2時半を過ぎ、朝9時に出て昼食も無しで走りっ放し。
今夜の宿は諸事情により、3時40分までに観音寺港まで行かなくてはならない。
さらに今夜合流のT本さんが3時に観音寺港に来る事になっている。

と思った所で、携帯を久し振りにチェックすると、T本さんよりメールが入っていた。
すると娘さんがインフルエンザにかかっている疑いがあるとの事で、今夜は申し訳ないがキャンセルしたいとの事。すぐさま宿に連絡するとまだ問題無いとの事で一安心。
T本さん残念・・・。

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酷道をようやく抜けかずら橋まで来たものの、時間が非常に切迫している事には変わりないので、やむを得ず”かずら橋”はスルー。
徳島道の池田井川ICから観音寺近くの大野原ICまでぶっ飛び走行を強いられるかも。
結局、かずら橋から井川池田ICまでの県道も極狭路。極狭路でないのはかずら橋近辺だけたった。
井川池田ICから川之江ジャンクションで高松自動車道へ移り、大野原ICを降りたのは午後4時を過ぎたところだった。

そこで遅い昼食でようやっとウドンにありつけた。夕飯もあるのでざるウドンを”小”で注文すると、ほんとに小だった。イメージでは小でも十分な量だった様な記憶がありますが・・・。おまけに¥400は高い。

今夜のお宿は瀬戸内海に浮かぶ島である、伊吹島。イリコの生産が日本一の小さな島。
観音寺市が運営するフェリーは4輪は無理だが、オートバイは積めるとの事。
小さな島を自分のオートバイで走ってみたかったのは角川映画の影響である事は言うまでもない。
なぜ3時40分を目指していたかと言えば、この島へ向かう船の都合。
途中、港へ連絡すると5時50分が最終である事を確認出来た為、ゆっくりウドンも食べられた。

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船の全景は撮れてないが、それなりの大きさの船。ポンポン船にオートバイ載せて、自分で押さえてる・・・なんてのを想像していたが。

ところが問題発生・・・。オートバイが載せられると宿に人から聞いており、載せて島を走れる事からの伊吹島選択だったが、画像左に移る白いタラップが狭すぎて大型二輪は載せられない。
人が渡るタラップしかなく、オートバイもそれを使用する。
KTMの990SMTとF650GSはイケそうだが、GSは当然、RSもエンジン幅が広過ぎてタラップを通れない・・・。
こうなると伊吹島を選んだ意味がだいぶ薄れてきた。SMTと650だけでもいくか?
とも思ったが全車港に宿泊となりました。

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なんとなく心配ではあったが、田舎である事に期待し観音寺港を後にする。

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船の積み荷にアクオスが・・・。46型納品の様です。イリコ漁で儲かっているのかしら。

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右側に見える島が伊吹島。観音寺港沖合約10キロに浮かんでいる。
船中で地元の方とお話をすると、海が荒れると帰れなくなる為、殆どの島民が四国本土に家を持っているとの事。
是非見てみたかったイリコ漁であったが、今月中旬で終わってしまった。
年間に3か月しかない為生活するのも苦しく、他の仕事をかけ持ちしているそう。
若い人は四国へ行ってしまい過疎が進んでいるとの事。

生活がツライとはいえ、アクオスの46型は買える程度の苦しさかもしれない・・・。

島へは約30分で到着。今夜のお宿、”民宿いぶき”さんの昔は名高達郎似だったろうマスターが軽トラで向かえに来てくれた。

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なぜ軽トラかというと、この疾走感溢れる画像の通りです。あまりに揺れてピント合わないくらいです。5分ほどで”民宿いぶき”さん到着。
案内された部屋は30畳くらいの大広間。他のお客と合部屋かと思いきや、我々5人のみ。
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広い部屋から見える景色は素晴らしかった。遠くには観音寺市内が見える。
カメラが広角で無い事が悔やまれます。

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オーシャンビューのお風呂を堪能した後に夕食。
もちろん期待通り。新鮮な魚介類、焼き魚等テーブルが埋め尽くされます。

個室での夕食だっただけに、ビールから始まり焼酎に突入し終わりなき宴もたけなわ。
部屋へ戻って、RさんとS戸さんはビールを飲み直して、かなりご機嫌。

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民宿なのに、女将さんが布団を敷いてくれていました。
今日は酷道を200キロ走り、酔いも手伝ってか順番に落ちていくのでした。

Rさん、いつも快適な道ばかり走られているのに、酷道ばかりですみませんでした。
計画が緩いだけでなく、適当ですみません・・・。
RさんもGS如何すか!?もっとBMW好きになるかも知れません。

一応明日は帰路へ着く予定ですが、なんとなくそんな感じではない夜は更けていきました。