長崎 針尾電波送信所
廃墟好きという、あまり常人の間では話題に持ち上がらないモノが好きな私にとって、九州は沢山の廃墟が残る貴重な土地です。
やはり高価な都内の土地には不必要なモノはあまり残しておくことが出来ない事からか、数は少ない。(当たり前ですね。)
佐世保には有名なハウステンボスがありますが、そこからわずか5キロ程度離れた場所にこの”針尾無線塔”は存在します。

西海橋からその全容を初めて見た時は異様な雰囲気に釘付けになったモノだ。
高さ150メートルはあろうかというコンクリートの柱が丘の上に三本綺麗に並んでいるのを見ればそれもそうだろう。

今回初めて近くまで寄ってみた。現在は海上保安庁の持ち物であり、基本的に立ち入り禁止。ところが、みかん畑の真ん中にあるのでその道を登るとかなり近くまで寄る事が出来ました。

一番太い所の直径は10メートルくらいはあるでしょうか?一部心無い者が落書きをしているのが困りものだ。

隣との距離はおおよそ300メートルで正三角形で均等に並んでいるそうだ。
大正時代に築かれたこの建物は第二次世界大戦勃発のきっかけで有名な”ニイタカヤマノボレ”を送信したとの事。要は戦争遺産。
その後1997年までは使用されていたが、現在は単なる柱の様です。近くに海上保安庁のアンテナが沢山あるので、それもそのはず。
その後1997年までは使用されていたが、現在は単なる柱の様です。近くに海上保安庁のアンテナが沢山あるので、それもそのはず。
地元ではこの塔の存続を求める声が上がっているそうだが、こういった遺産を無くして欲しくないと思うのは廃墟好きな私以外にもいるのがわかっただけでも嬉しいもの。
少々意味合いが違う様にも思いますが、壊すのは簡単ですが、歴史を創るのは簡単では無い思いは共通の様です。