三ヶ根山 三州園ホテル | 欧州車かく語りき。

三ヶ根山 三州園ホテル

一年程前に来訪した、愛知県は三ヶ根山、その三ヶ根山スカイライン内にあるホテル廃墟。

A級戦犯の墓や慰霊碑が近所にある事や、政府登録されていたおかげで、営業当時はかなり賑わっていた様子。
特に三河湾から岡崎市内まで一度に見渡せる展望風呂は素晴らしいものであるとの事。
さてどんな風呂なのか。温泉ではない様ですが、温泉お風呂好きとしては是非確認せねば・・・。

名古屋在住の友人T氏に案内してもらった為、迷わず到着。

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駐車場も雑草が生い茂り放題な状況でしたが、問題無く玄関前にオートバイを停める事が可能。駐車場入口に立ち入り禁止の看板があれど、荒れ果て良く見ないと意味をなさない。(私は目が悪いので見えない?)

ホテルの入口に目張りがしてあるものの、人が余裕で入れる程度開いている。

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大広間?宴会場?
大変残念な事に、心無い輩に放火されていました。一階部分は、ほぼ完璧に焼かれており無残な姿に・・・。
せっかく生きながらえてきた廃墟がこんな有様になっているのが非常に残念。

気を取り直し、焼けた階段を恐る恐る登ると、二階より上は何とか無事の様です。

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最上階にある為、展望風呂は無事でした。雲上である事が幸いしました。

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これがこのホテルの目玉、雲上大展望風呂。

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画像が悪いのが非常に残念ですが、素晴らしい眺め。360度の大パノラマを楽しめるお風呂に、これまで巡り合った事はない。
営業していれば、是非お湯のあるお風呂に浸かりたかった。

その後、部屋を回ってみたものの特筆すべき点は無かった。それもこれも放火のせい。
ほんとに残念だ。廃墟好きの間では、何も取らない、何もさわらないのが常識であり、建造物がそのまま風化していくのが魅力であり、楽しみでもあります。
偉そうに言えたギリではありませんが、破壊行為は、最低最悪行為です。

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外からみると、火災があったとは思えない外観。

このホテルは、平成2年に食中毒事故を起こしており、新聞沙汰にもなった。
当然そのあと客足は遠のき、地元ローカルTVに従業員が出演するCMも流すも徒労に終わり、平成15年あえなくギブアップ。廃墟としての新しい歴史を刻む事となった。

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その向かいには、かんぽの宿が・・・。
食中毒事件後、客はこちらに相当数流れたのは言うまでもないでしょう。

たった一回のミスで、大繁盛から倒産に追い込まれた哀れなホテル。
今の時代コンプライアンス問題やネット社会の影響も大きく、日々気を付けて生きていかないといけません。まさに明日は我が身です。