さよなら130ⅰよ・・・。
おおよそ4年少々、苦楽を共にしたというと言い過ぎだが、BMW初のコンパクトハッチバック車である1シリーズを手放した。
こう書いてみると何だが、早い話乗り換えの為。
悲しい半分、嬉しさ半分の微妙なトコです。
この車は当初2000ccモデルが上限だった1シリーズにはなかったモデル。
当時はCセグメントというカテゴリーが人気であったユーロ圏で、アルファロメオ147GTA、VWゴルフR32、ルノークリオスポールV6という、コンパクトハッチバック車両に大排気量エンジンを搭載したホットモデルが各メーカーでライナップされていた。
そこで最後発であるBMWが満を持して”N52B”という3000ccエンジンを予想はあったものの、ついに搭載した。他社のホットハッチはすべてV6の3200ccを積んでいたのは偶然か?そして250PS(クリオのみ230PS?)。
それら排気量のモデル達に3000ccで対抗し、カタログ値265PSを発揮した。それも唯一FR駆動で。前後50対50の重量配分の車体を後ろからグイグイ押される感覚は他には無いものだ。
最高速はメーター読みで240キロを越えた。
車重もゴルフR32に比べ軽量。そして重量税も安価であった。
見ての通りのコンパクトボディ故に後部座席の居住空間はお世辞にも広いとは言えないが、前座にはそれなりの余裕があり2名での乗車は広々と言える。
シルキーシックスと言われるBMW製6気筒エンジンはなにしろ素晴しい感触。音もチューニングしているというBMWのエンジンはノーマルとは思えない排気音を奏でる。
もちろんけして爆音とか耳障りという事とは無縁で、早朝深夜の住宅街でやや気を使う程度であるが、さして問題も無かろう。
それよりも峠道での快走は他に換え難たい。ファンの方には申し訳ないが、ゴルフやアルファでこの快走感は得られない。
私は以前ホンダS2000に乗っており、速く駆け抜ける事は教えて貰った気がするが、楽しさという点ではBMW6気筒がこんなに素晴らしいとは思わなかった。
まさに”駆け抜ける歓び”だった。
BMWがラインナップするスペシャルモデルに存在する、M5にはV10エンジン搭載し、8250rpmまで回して楽しむそうだが、むしろ私にとってE46のM3やZ4のMロードスター等のM社製の6気筒エンジンを操ってみたい衝動に襲われた。
色々と語ってはみたものの、この車両とは昨年末にさよならしてしまった。
ここまでの流れだと、買い替えるならZ4のMロードスター、E46のM3になりそうだが・・・・。
