福島2日目の朝、午前4時過ぎに起床。
いよいよ春の一大事本編に参加となるこの日は、まず日の出を見ようと前日に計画しておりました。
浪江女子発組合に「あるけあるけ」という曲があります。
この曲は浪江町元旦の恒例行事"あるけあるけ初詣大会"を題材にした一曲でスローな優しい曲です。
この世界感を体感したいなと思い、夜明け前に宿を出発。
ひんやりとした空気の中、明けてくる空に向かっての散歩は気持ちが良いものです。ホトトギスとかの野鳥の声もそこら中から聞こえる。
大平山霊園を過ぎた辺りから、盛土した道路によって水平線が遮られます。
この辺りは新しい道ができていますが、大きな水産加工会社がある他は、一面ススキだか葦だかが生える湿地ばかりです。
(途中、うけどんのマンホール蓋を発見)
請戸浜を目指したかったのですが、どうもそれだと陽が高くなってしまいそうなので、請戸新港を目指して真っ直ぐ進む。
港に着き防波堤によじ登った時、もう太陽は奥の防波堤の上に出ていました。
視線を南に向けるとフクイチの鉄塔が見えます。
ほんとに目と鼻の先なんですね。
防波堤に打ち寄せる波を見ていると、イデオロギーが先に立ち騒いでる外のことがバカらしく感じました。
危険に違いないとか言ってないで、ここ来てメシ食ったらいいじゃん、と。
そんな思い抱きながらも夜が明けたばかりの海を見ているとこの曲を聴きたくなりました。
ももいろクローバーZ「One Night Carnival」
この曲中最後のセリフパートでリーダーが
"ウチらんとこ来ないか?行こうぜピリオドの向こう"と歌うのですね。
ウチらのとこが今回は浪江でありJビレッジであり、いま会えるアイドルの真骨頂ではないかと。
帰りに大平山霊園に寄る。
坂を登り切ったところで目の前をキジが横切る!
黒部の時もキジに遭遇したなと、繋がる縁に吉兆を感じました。
高台となっているこの霊園には震災で亡くなられた方々の名前が記された慰霊碑が建てられており、海側には津波の状況、原発事故からの避難が記されています。
海に向かってベンチがあり、そこに座って静かに海を眺めていると、漁船の汽笛とエンジンの音が聴こえるのですね。
亡くなられた後も町を見守っているのだろうなと、土地に根差すってこういうことなのでしょうね。
春一の無事を祈念しつつ、道の駅なみえへ向かいしらす丼を食し、いざ、Jビレッジへ!
常磐線はすかっかりももクロトレイン
Jビレッジ到着前には車掌がイベントを楽しんでと特別なアナウンスをしてくれました。
9時前に会場に到着しましたが既に外周ステージの待機列がすごい人!
きてくんちぇパークへ3、40分ほどかけて入場、国内トップレベルの人工芝ピッチを踏みしめます。
コロナ対策もあり、前方は着席で前後左右に腕一本分スペースを空けているのでステージがよく見えます。
オープニングアクトは浪江女子発組合
浪江のovertureが掛かりこの日はフルメンバーが登場
スタプラの黄金聖闘士です
「なみえのわ」からスタートしユニット曲を2曲、「またきみと」「ハレノヒの足跡」と充実したセットリスト
MCではゆづがあーりんにしっかり突っ込みしっかり盛り上げてましたね。
るんぱんは発する言葉の言い方が面白いし、播磨の立ち回りもしっかりアクセントになっています。
一旦、物販でグッズを購入しBOLTのライブを観る
個人的にBOLTのメロコア路線が好き
女の子のボーカルでギャンギャンドコドコのロックサウンドを歌うのが良い
早々、タオルを回して!と煽るので場内がざわつく(本編のレギュレーションではNGだったので)
一曲目は「Please Together 」で撮影可
わかりやすい振付で盛り上げ、最後は深々な土下座でモニターに隠れる
「宙に浮くぐらい」「SLEEPY BUSTERS」は特に好きな曲だったので盛り上がった〜
終わってから新曲のCD買おうとブースに寄ったら特典会のチケットをくれました。
続いてはアメフラ
司会の方が雨を汗と言い間違いしてたのをしっかりと拾ってライブスタート
盛り上げ方も上手いもんです
方向性もEDMのカッコいい路線にして特徴出てきました。歌えて踊れる底力もある。
最後に最新曲ではない「Staring at you」をやっていたのですが、これが妙にエモかった
EDMのディスコナンバーはラップだったりエフェクトが効いてたりして盛り上がるけど歌が響くという感じはあまり受けないのですね、今回のセトリではEDMパートで暖めるだけ暖めておいて歌曲ですよ。
曲の後半で転調するところなんて会場全員の心を鷲掴みにしたんじゃなかろうか?ってぐらい一体感ありました。
ここで再度ステージを離れ事前認証と飲食ブースへ
事前認証の場所が本編ステージの目前だったので、メンバーがリハーサルをしてるのが見える。この緩さもまた春一らしくて良い。
きてくんちぇパークへ戻り、飲食ブースを漁りつつ、ゆるキャラ達を探すがこの時間散歩していない様子。
かき氷を食べながらステージの時間を確認してみると東北産の時間が迫ってきていることに気がつき、かき氷を一気にかきこむ。(きてくんちぇパークは人工芝保護のため水以外の飲食は不可)
時節はずれの頭痛をこめかみに感じながら東北産のスタートを待つ
ステージ衣装が昨日の特攻服と変わって淡い水色の可愛らしいワンピース衣装でアイドルっぽい
一曲目は「HANA」聴かせますね
ここから「シャチョサン」「天下一品」と上げ曲を連発し、MCで春一を東北でやるからとこの曲と紹介してからの「にっぽん万歳」の東北パート!!!コールが目に見えるような盛り上がりで半分泣きましたね
その後、間髪入れずに「うぢらとおめだづ」
この繋ぎがメチャメチャスムーズでヤバかった
にっぽん万歳の盛り上がりをそのまま引き継いでさらに盛り上がる!完全に頭のネジが吹っ飛びましたね
スタプラフェスでこの曲見た時にサビ前からの盛り上がりと分厚いユニゾンにハマってたのでやってくれてよかった〜
外周ステージの最後は地元のユニットと子ども達、satoko&satomi+なみえ創成ダンスチーム+トモダチプロジェクト
春一では地元の子ども達の合唱が恒例になってますが、今回はコロナ対策もあって本編のステージには上がれないのでこういう形になったのだろうなと理解
「笑一笑」とかフリコピを一緒にやって楽しみました。ただ、最後のダンスはおじさんにはステップ踏むのは無理ッ
本編入場までの時間に貰った特典券で写真を撮りに行く
ちょうどアメフラも特典会をやってたみたいですごい人だかりになってます。
BOLTのメンバーのどなたか1人と写真を撮れるということなので友人に希望を聞くと高井さんとの回答。
列に並んでる時に結構な近さで他のメンバーを見ることができたのですが、あやなのちゃん2人とも背が高いねぇ、中2なのかな?化粧もしっかりしてることもあってお姉さんに見えますね。
高井さんは以前SROのオズの魔法使いのドロシー役で札幌公演に来てたのを見たことがあったのでその事を伝えようかなと思いましたが、鮭ポーチを突っ込まれて終了でした(爆)
その後、楢葉町のゆるキャラゆず太郎をキャチ
富士見市ブースの前では星野市長が記念撮影に応じてまして、さすがだなと。
(続く…)