こんにちは。ムーズ・ルームの室井です。

ずいぶん春めいてきましたね!桜が咲くのが待ち遠しいです(*^^*)


今日は食物繊維について語ろうと思います。
腸の健康を語る上で、欠かせないのが『食物繊維』です。

食物繊維はひと昔前までは、消化されないカスのようなもので、体には不必要だと考えられていましたが、いまや『第6の栄養素』と言われるくらいに、大切なものとして注目されています。

特に、食物繊維の摂取が大腸ガン発生のリスクを低くするなど、様々な研究と発表が世界中で行われたそうです。

便秘でお悩みのお客さまの中にも、なるべく食物繊維を摂るのに、野菜を食べるように心掛けているという方がいらっしゃいますが、詳しく伺ってみると、どうやら不溶性の食物繊維を多く摂取している傾向にあります。

食物繊維には2種類あり、水に溶けにくい不溶性食物繊維と、水に溶けやすい水溶性食物繊維に分けられます。

不溶性食物繊維は、野菜、豆、穀類に多く含まれています。
これは水分を含んで膨張し、便のカサになるため 、腸を刺激して便通を促すという点もありますが、便秘の人がこれを多く摂ってしまうと、つまっているところにカサを増すものが増えるため、逆効果になることも考えられます。

一方、水溶性食物繊維は、海草、果物、野菜の中ではキクイモやごぼう、チコリなどに多く含まれています。

これは水分を吸収してゲル状になるため、便を軟らかくしたり、糖質の吸収を抑えるため血糖値の上昇をゆるやかにしたり、コレステロールを吸着してそのまま便になって体の外へ排出させます。

また、大腸で発酵分解されると、ビフィズス菌のエサになり腸内環境を改善することができるという、何とも素敵な食物繊維なんです!

ただ、毎日食物繊維を意識して摂るようにするのって難しいですよね…

そこで私が毎日摂っているのが、この『イヌリン』です。

 



『イヌリン』って響きが可愛いですよね。
なんかニックネームみたいで♪

500gで1080円とお値段もお手頃ですよ。
ちなみにAmazonで購入しています。

食事の時に水分の多いスープ系のものに溶かしたり、お茶やコーヒーに溶かしたりして摂っていますが、個人的には食事と一緒に摂るのがポイントだと思っています。

飲み始めた頃は、おならがかなり出ました。これは腸の中の悪玉菌が多いからなんですね~。
そして便が以前よりも軟らかくなったのも実感出来ました。

1日の摂取量の目安は5~15gですが、摂りすぎるとおなかが緩くなる場合がありますので、ご注意下さい。
日本人が1日に摂取する食物繊維の平均は15~16gらしく、5gほど補助してあげる必要があるそうです。

イヌリン摂取でどうなるかを簡単に説明すると…

イヌリンは腸内で発酵分解されて、ビフィズス菌など善玉菌のエサになる

腸内の善玉菌が増えて、悪玉菌が減る

腸がきれいになり、消化吸収を良くする

腸がきれいになると、血液がきれいになり、全身の細胞が元気になる!

という流れです。

腸の健康って色々なところに良い変化をもたらすんですよ。
お客さまのおなかを触らせて頂くと、腸が肩こり状態になっている方がほとんどです!
おなかのこりもほぐしてみませんか?