9月なのに、残暑が厳しい毎日ですねー。
それでも、朝晩はとても涼しくて、ああ、秋なんだなぁ~、と感じたり。
私の鼻がむずむず痒い日は、monは目を痒がり、kaniはくしゃみ連発…。どーやら、同じ花粉に反応している私たち…。ああ、アレルギー一家。
うちの夫は、アレルギー体質で、アトピー持ちなのに、花粉は大丈夫!なのが不思議なんだよねぇ…。
と、思ってたら、8月の終わり頃からアトピーが悪化して、仕事が忙しいから疲れか、ストレスかな~、と思って見ていたら、どーも良くならない。
やっぱし、花粉も影響してるんじゃないの~?と疑ってみたり。
この季節は、一家揃って調子がイマイチだねぇ。
それでもmonは、いつも秋口に服用しているオノンを、今年は飲まずに過ごしています(別の抗アレルギー剤は処方されていますが)。ずいぶん体も丈夫になりました。
このブログでも、何度も、何度も書いてきたことですが。
彼女も赤ちゃん時代、卵アレルギーでした。
とはいっても、今のkaniを思えば、全く深刻なものではなかったのですが、それでも、「食べられないものがある」というだけで、私の精神的な負担は小さくはありませんでした。
2歳を目前に、卵が解除になって、
2歳のお誕生日は、ケーキ屋さんで買ったケーキでした。
それでも、彼女はケーキなんて食べなかったし、保育園で給食に卵が出れば固まってしまう。
カスタードクリームもプリンも、卵のにおいがするようなホットケーキも、一切食べようとしませんでした。
せっかく食べられるようになったのだから、と一生懸命工夫して、卵を食卓にのせたのもわずか数ヶ月。
2歳3ヶ月の時に産まれた妹kaniのアレルギーが発覚して、卵が再び食卓から消えたのは、monが2歳5ヶ月の時でした。
時間が経って、嫌なものを、無理して食べさせることもない、と思えるようにもなってきて、我が家の食卓からすっかり、卵というものが姿を消して、早5年。
保育園時代は、栄養士さんも、先生方も、monの卵嫌いをよ~く理解してくれていました。お皿に卵が入っているだけで、うつむいて、テンション下がりまくりの彼女。周りの理解にも、ずいぶん助けられてきたなぁ。
年長さんの頃から、少しずつ、何とかガマンして食べるようになってきたけど、ゆで卵とか、目玉焼きとか、白身と黄身がセパレートになっている料理は、どーにもダメらしい。
小学校では、保育園のようにもいかないだろうけど、なんとかなるかなぁ、と心配していました。
たまに
「きょう、たまごやきでたんだ~。」
と話したりするので、
「食べられた?」
と聞くと
「うん。のこしちゃったけど。」
なんて具合で、なんとかやっているようでした。
鯛焼きとか、シュークリームとか、それまでは手もつけなかったお菓子も、食べるようになってきて、成長してきたなぁ~、と感じる今日この頃。
「きょう、たまごすーぷだったの。」
「卵スープの日は、どーするの?卵よけられないじゃん?」と聞くと
「えー、たまごすーぷ、おいしいじゃん。あたし、すきだけど?」
と答えるmon。
へぇぇぇぇーーーーっ。
かーちゃんは、びっくりだよ。
そんな彼女、今日は学校行事でお弁当です。
あ、モチロン、本人の了承を得た上ですから!
甘いものが苦手なmon仕様で、ウィンナー入りの卵焼き、塩コショウ味です。
食べにくいかもしれないので、ケチャップもつけてみました。
じーん。感無量。
解除になって、5年。お弁当に卵を入れるのに5年かかったよー。
それは、彼女の、体の変化、気持ちの変化や成長だけではなく。
妹kaniが、卵黄を食べられたことで、家の中に卵を持ち込んでも大丈夫、食器やフライパンに、もし微量の混入があっても大丈夫、と思える成長があってこそ、のことです。
豚肉に小麦粉をまぶしているとき、思わず「スゲー、アレルゲンたっぷりだー。」と呟いてしまった私。
kaniが食べられるようになったから、monにしてあげることがたくさんあるんだよねぇ。
お弁当をつめながら、2人の娘の成長をひしひしと感じた朝なのでした。
さて、monは卵を食べてくるかな???