nico、6ヶ月になりました。


離乳食は思ったよりも順調で、食べる量も少しずつ増やしても大丈夫。


コメは食べても大丈夫なのかな。

とりあえず、一度は食べさせてみたい。


ここんとこ、kaniの体調が今ひとつだったり、monがリンゴ病にかかったり、一週間のうちそのほとんど、娘のうちの誰かを病院に連れて行っているような感じで、やっとのことで、何も予定のない日になりました。


米粉を使うと簡単におかゆができるって、前にモモさんのところで読んだっけ。

小さじ一杯分ぐらいの米粉に水を入れて、それだけだと量が足りないので、冷凍しておいたサツマイモも器に入れて、レンジでチン、としました。

ほとんどがサツマイモになっちゃったけど、まぁ、初めてだからしょうがないよね。


スプーンに3杯ぐらいの離乳食をぱくぱくと平らげたのは、午前8時ぐらいでした。


8:30ぐらいになると、早起きだったせいか眠くてグズグズになってきたnico。

8:40頃には眠そうなnicoを車に乗せて、kaniを保育園まで送っていきます。

保育園に着くと目がぱっちりさえたみたいで、ご機嫌だったnico。

家に帰ってから、またグズグズはじまったので、おっぱいで寝かしつけました。


30~40分、寝たでしょうか。

突然、ワーっと泣き出して、ああ、寝ぼけているな、まだ寝たりないんだな、と思って隣に行って、少しトントンするのですが、さらに激しく泣き出しました。

しょうがないな、と添い乳をしますが、すぐに口を離して、激しく泣いてしまいます。


半分寝ているような、でも時にワーっと泣いたり、よくあることだ、と思ったのです。


そのうち、うつぶせのまま、ウトウトしていたのに、ウンチをする音が聞こえたので、起こして、オムツ交換をしました。

ズボンを脱がせると、腿の当たりが赤くなっていて、お腹に赤いプツプツがありました。

出た便は、色もおかしくて、明らかにいつもの感じではないのです。


それでも私はおむつ交換をしながら、

汗をかいたから

気温が高いから

泣いたから


そんな言い訳を、きっと、アレルギーではないんだ、という言い訳を、何度も何度も自分に言い聞かせていたのです。


オムツを替えて、はっとnicoの顔を見ると、顔が尋常じゃないぐらい真っ赤になっていて、ブツブツがそこかしこに出ていました。

たてつづけて下痢。


アレルギー、これはアレルギーだ。


手が震えるような思いで、でも一方では、病院に向かうための準備を始めました。

時計を見ると、10:15を過ぎていました。

もういちどオムツを替えて、替えたオムツはビニールに入れて、食事日誌をバッグに入れ、すぐさま小児科に向かいました。


アレルギー症状だったので、待合室ではなく、処置室で待ちましたが、nicoの真っ赤な顔を見ると、申し訳なく、いたたまれないような気持ちになって、いい年して、病院で泣きそうになってしまいました。

看護士さん達にもいれかわり、立ち替わり、「どうしたの?その顔?」と聞かれ、胸がつぶれそうになってしまいました。


私はいつもこうなんだ。

軽い卵アレルギーのmonを育てて、きっと2番目の子もこんなものだろう、とタカをくくっていたら、生まれたkaniは、重度のアレルギーっ子だった。

kaniほどのアレルギーの子どもを育てているんだから、ちょっとやそっとなら、もう大丈夫だろう、と軽く考えていたら、今度は経験したことのない米アレルギーのnico。

いつも、心配性のようでいて、軽く考えすぎている。

nicoにだって、初めてだったら、米粉を水で溶いたりしないで、もっと薄い重湯を作ってやるべきだったし、何も急いで食べさせる必要はなかったじゃないか。

自分の軽率さにずーんと嫌気がさしてくる。

情けない。


我が子にアレルギー症状を出させてしまった時の、このやりきれない気持ちは、きっと慣れてはいけないものなのだろうけど、子どもに申し訳なく、どこにも行き場がなくて、ずーんと落ち込むものがあります。


nicoは顔の赤みがなかなか引かなかったけれど、機嫌は直って、その後は落ち着いています。


米の再トライは2週間後。

家に帰って、すぐにゆきひかりの高度精白米を注文しました。


保育園に入るまで、あと半年。

米が食べられないままの入園になるのでしょうか。

はぁーーーーーーっ。


しばらくは野菜、いも類を食べさせるしかないのですが、アレルギーっ子育児、我が家はまだまだ長い道のりになりそうです。