早いもので、nicoももうすぐ6ヶ月です。


主治医とは、以前から離乳食の相談をしていましたが、そろそろ始めた方がよさそう、とのことで。


生後3ヶ月のアレルギー検査では、コメに陽性反応が出たnico。


実は、私はkaniの食アレとここまでつきあってきて、やっぱり悔やまれていることは、食べて見もしないで「とりあえず除去しよう」と指示され、それに忠実に従ってきたことだったりします。

食べてダメなら除去は必要ですが、食べても大丈夫なら、あえて除去する必要はないんじゃないかなー、というのが、ここまでのアレっ子育児で培ってきた考えです。


「やっぱり、おかゆはしばらくあげないほうがいいでしょうか?」

「ん?おかゆ?いーんじゃない?」


ゆ、ゆる!

でも、この先生なら、きっとこう言ってくれるだろう、と思ってました。だからkaniの病院もここに変えたわけで。


「じゃあ、少し食べさせてみて、何かあったら、また考えるってことで、いーですか?」

「うん、いいよー。最初はおかゆとか、味噌汁の上澄みとかねー。」


み、味噌汁の上澄み??


確かに離乳食ってそんな話も聞くけどねー、アレっ子の母としては、いろんな要素が詰まりすぎている味噌汁からトライって、ハードルが高い…どころか走り幅跳びぐらいじゃね?って気もするんですが。

つか、ワタシ的には、そんな挑戦、無理だわー。


先生の指示としては、コメも食べさせてみてオッケー。できるだけコメに関しては回転させたいところだけど、主食は難しいので、一日おきにするとか、そんな感じでやってみて。とのことでした。


前の病院では超キビシイ回転食をやってきた私なので、チョロイわー。全然オッケー、って感じ。



さてさて、nicoの記念すべき初離乳食は「にんじん」。


ヘンな顔をしながらも、なんとかスプーンひとさじ分食べてくれました。もっと手抜きしないでトロトロにしてあげれば良かったかな。


「おとうさん、きょうね、nicoちゃん、にんじんたべたんだよー。」とkani。

その頃すでに学校に出かけてしまっていたmon、

「え?りにゅうしょくはじめたの?nicoちゃん、たべたの?えー?みたかったー。なんでやっちゃうの?よるもあげようよー。」

と悔しがる、悔しがる。


実はmonは、妹が出来たら、「赤ちゃんにミルクをあげる」というのが憧れだったらしい。

ところがうちは完全母乳だし、私がほ乳瓶を洗うのが嫌いなもので、家にその存在自体見あたらない。

monの次なる目標は「離乳食を食べさせる。」だったのよね。

小児科に掲示してある離乳食のステップアップを食い入るように見て、「ねぇ、さいしょだけとろとろなの?」なーんて聞いていたんだっけ。

いやー、なんか悪いコトしちゃったなぁ~。


でも、nicoはたいがい、monが出かける時間まで寝ていることが多いのよね…。


姉の思いが天に通じたのか、今日のnicoはとっても早起きしてくれました。

今日の離乳食は「かぼちゃ」。国産はあんまり出回っていないので、冷凍カボチャですがね。

チーンとして裏ごしして、お湯でのばして、持って行くと

「えー?いまからたべさせてくれるの?みてもいいの?」

と大喜びの長女。

黄色いかぼちゃをペロペロとなめる妹をうれしそうに眺めていました。


ところで、nico、一月ほど前に行われた四ヶ月検診で、ちょっと小さめ赤ちゃんだということがわかりました。

同じグループは男の子とかミルク育ちの子が多かったせいもあるのでしょうが、軒並みよそのお宅の赤ちゃんよりも1㎏以上小さかったんです。

周囲を見回すと、Sサイズのオムツをしていたのはうちと、あと何人か…。


生まれは3000gと決して小さくなかったのですが、我が家にはすでに、こんな人もいたっけなぁ…というチビッコ先輩kaniがいます。

monはすくすく育ちすぎていて、私の腕が腱鞘炎になるぐらいだったんだけど。

やっぱり、monは離乳食の食べっぷりからして違っていたなぁー、と思い出したりしました。


このへんも個性なんだろうけれど、先輩kaniは、離乳食ってほとんど食べてくれなかったのよねー。

monほど勢いよく食べるわけでもなく、kaniほど食べないわけでもなく。

アレルギー的にも、きっと長女と二女の中間になりそうな三女。


とりあえず、ちょっと慣れたら、懸案のおかゆにトライしてみようと思います。

その頃には、お姉ちゃんが食べさせてくれていることでしょう♪