小麦が解除になって、昨日は初めての外注のおやつの日でした。


火曜日に保育園には解除の指示書を持って行きましたが、火曜日は急には対応できず、いつもどおり米粉のおやつでした。

その後はごはん系のおやつで、先週末、ホットケーキを小麦粉で作っていただきました。


「来週のカステラの日は代替どうしますか?」

と連絡帳に書くと、「その日はお菓子屋さんにお任せにしようと思いますがいかがですか?」との返事。

卵と乳製品のアレっ子はこれまでもいたので、やっぱり保育園のやり方に合わせるのも大事かなーと思い、お任せすることに。


今までは家から持参することがある意味当たり前だったので、できるだけ似たようなものにしていました。

カステラだったら、パウンドケーキみたいなモノにしていたかな。


和菓子になることは間違いないし、他の子とまるっきり違うおやつをkaniはどう受け止めるんだろう?


ちなみに、kaniと同じクラスにいた2人の卵アレっ子ボーイズ、この春めでたく2人とも解除となり、kaniのクラスはまたしてもkaniがたった一人のアレっ子になりました。


お迎えの車の中で、kaniが

「きょうねー、みんなのおやつはかすてらだったんだけどね。kaniちゃんだけちがったの。さて、なんだったでしょ~か?」

「う~ん。おまんじゅう?」

「ぶぶー。」

「桜餅?」

「ぶぶー。」

「大福?」

「ぶぶー。なかにはいってるやつだよ!」

「え、あんこ?」

「ぴんぽーん。」

「えー、羊羹だったの?」

「ようかんじゃないよー。あ・ん・こ!ふたつだったんだけど、なにいろでしょーか?」


えーと。

長くなりそうなのでまとめますが、結局栄養士さんも連絡帳にわざわざ写真をプリントアウトして貼り付けてくれたのですが、どーやら黒と桜色のあんこ玉のようなものだったらしいです。

kaniは和菓子も大好きなので、そりゃー大喜び。

「あたし、かすてらすきじゃないんだよねーん。」

「えー、カステラ食べたことないじゃん!」と長女のスルドイツッコミ。


とりあえず安心ー。

kaniは人と違うことをあんまりマイナスとして受け止めない性格なので、本当に助けられています。

同じ事が身の上に起きても、彼女はそれをラッキーなこととしてとらえたり、楽しめるところがあって、もともとマイナス思考で根暗なところがある私は、すごく学ばされます。

担任の先生も、アレルギーのことを自分でちゃんと受け止めて、それが自分なんだ、と明るくすすんでいるkaniの性格のおかげで、こっちもやりやすいです、というようなことを言ってくださっていました。


みんなと違うのは、もうしょうがないこと。


私の代替だって、そんなに似てなかったし(笑)。

でも「おやつの時の喜び感」だけは同じにしてあげたいなー、と思っていました。

4歳になって、みんなと違うことに、たまにはつらい時もあるのかもしれないけれど、食べるときの喜び感をちゃーんと自分の中に持ってくれる子になってくれて本当にうれしい。

自分は自分。

自分のことを卑下することなく、自信を持って受け止めているようです。

「じぶんをだいすきにならなくちゃいけないんだよ!」

どこでそんなことを習ってきたんだか…。

kaniは4歳だけど、大人にもいろんなことを気付かせてくれています。

kaniの性格が本当にうらやましいーー。

小麦が解除になって、家から持参するおやつはさらに激減。

来週はアップルパイとビスケットサンドケーキを作りますが、一週間、代替の必要ない週もあるようです。

回数減った分、これまでよりもさらにさらにがんばって作らなくちゃなぁ♪