土曜日の午前2時。monが胃腸炎の症状を訴え、突然嘔吐しました。
夜が明けて、土曜日。いつものかかりつけがお休みだったので、どの病院に連れて行くか、考えましたが、かなり状態も悪いので、知らないところよりは、少し遠くても知っているところの方がいいかな~、と思い、kaniのアレルギーでかかっている大きな病院に行くことにしました。
行く途中、車の中でも、病院に着いてからも吐き気が止まらないmon。
monを診て下さったのは、kaniの主治医ではなく、年配の優しい女性の先生です。
とりあえず点滴することになりましたが、monとkani、そしてベビーカーに乗せたnico。大変だと思ったのか、小児科の点滴室ではない、内科の空いたスペースで点滴してもらえました。
点滴が一本終わる頃、看護士さんが様子を見に来てくれましたが、その時点でもまだ吐き気が治まらず、しかも胆汁を繰り返し嘔吐しているmonを見て
「今日は・・・入院かな。」
えええええーーーっ。に、にういん?
にういんですかぁーーー?
「もう、胆汁まで出るようになっちゃうとね・・・お家に帰っても心配だし・・・。あと先生に診てもらうけどね・・・。」
我が家の状況に同情した看護士さん、困ったような様子で、その場を後にしました。
その後、先生が見に来てくれて、
「お母さん、うーん・・・今日お父さんは?」
「あ、夫は仕事なんですが、昼過ぎには終わると思います。」
「そう、お父さん来られるかな。」
「はい、連絡してみます。来られると思います。」
「じゃあ、点滴もう一本して様子見ようか。」
先生もねー、mon診て、点滴の残り見て、kaniとnico見て、「たいへんそうねー。」って声にならないつぶやきが聞こえそうなんですけどーーー。
ところが夫、昼過ぎても携帯がつながらない!!
うーあーーーーっ。
12時半を過ぎて、やっとの事で連絡が取れ、夫の簡単な泊まりの支度、kaniの食べられるおにぎりを持って来てくれるように頼みました。
売店に行っても、kaniの食べられるおにぎりがなくて、桜餅があったのでそれを買って、一つ食べただけでした。
その後先生が来て「お父さん、連絡とれた?」と聞くので「今こっちに向かっています。」と言うと
「良かったね~。じゃあ、お父さんが来てくれるなら、もう一本点滴打って、今日はお家に帰って大丈夫だからね。明日、もう一回来て頂戴ね。」
と言われました。
入院回避!ふーー。よかったーー。
「kaniちゃん、お昼食べたの?」
と看護士さんに聞かれ(kani、さすがに常連さんなので)、
「あぁ、もう売店に食べられるものが売っていなかったんです。」と言うと
「そうかーー。たいへんだねぇ。お父さん来るまで、大丈夫かな?」
と優しく言葉をかけてもらいました。
さすがアレルギーを専門に診ている病院だけあって、このあたりの会話にストレスを感じません。
こんな時、「土曜日なのに」「子ども3人も連れているお母さん」を見て、点滴の場所から、入院しなくても済むように、といろいろ気を遣って下さるのは、その先生や看護士さんの度量の大きさによって、違うなぁ、と感じました。
kaniの主治医なら、絶対入院させられたと思います。
お母さんのたいへんさ、赤ちゃんのいる家のたいへんさを思ってくれるかどうか。
小児科の先生の仕事は、本来、病気の子どもを診ることなんでしょうが、お母さんの立場とか苦労まで気遣ってケアしてくれるような心配りがあると、親にとっては本当に助かるんだなぁ~、と感じました。
土曜日、付き添いを夫とバトンタッチし、夫の買ってきてくれたおにぎりをkaniとむしゃむしゃ食べました。
その後、ミョーな胃もたれが・・・。
私もどーやら胃腸炎をもらってしまいました。
翌日曜日、monは見事に復活しましたが、私はだるさと関節の痛みで、一日寝込んでしまう有様・・・。とほほ。
ところで、実はnicoも金曜の夜あたりから便の回数が増えていました。
機嫌は良いし、母乳の飲みも悪くなかったので受診しなかったのですが、どーやら彼女も下痢してしまったようでした。
実は、木曜日あたりから、肌の調子がヒジョーに悪く、しかもいつもの薬の効きが悪いなぁ??と感じていたんです。
kaniと一緒で、「肌の調子が悪くなる」→「体調が悪いサイン」なんだなぁ、と改めて発見。
ちなみにmonさん、月曜日から保育園に行きましたが、徐々に体調が下り坂に。昨夜、激しい下痢に見舞われ、本日お休みしております。
今は、nicoと仲良く布団を並べお昼寝中~。
入院寸前まで行った風邪なのに、油断してしまったーー。甘く見ちゃいけないってことだねぇ。
なぜか、kaniだけめっちゃ元気なんだけど(笑)。
明日はひな祭り。早く元気になりますように!