脳科学で有名な中野さんの本を読んだ。
「人間とは」みたいな、心理学的な哲学的な…そういった本が好き。
勿論、お金かかるので図書館で借ります。
今回読んだ本では、母と娘の関係について触れていた部分があり、それが私を助けてくれました。
私、母とは仲良しだったはずなのに、自分が結婚してからは、母に対する苛立ちや不快感を感じる事がちらほらあって。
介護していた頃は、よりそういった思いが強くなり。
中野さんの著書によると、母と娘は同性なので、本能的に妬みが生まれる事がある、と。
家族であると、より強く表れるらしい。
自分より幸せな娘を受け入れられない。
自分の夢を娘に托してコントロールしようとする。
どれも、愛情がある上に出てくる心理だそう。
これで、母に対する私の複雑な気持ちに整理がついたんですよ。
母の強い愛情に、私は反発してしまっていたのかも知れない…と。
愛されていたのに、私はなんて酷い娘なんだ…と悩んでいた事は、実は自然な事だったんだと。
それに気づいたら、自分の子どもが男の子だという事に妙に納得。
娘だったら、きっと母と同じように接して拗れていただろうな。
男の子一人っ子て大変よ、可哀想。
女の子だっら1人でもいいわよ〜。
散々言われたり聞かされたり…もう、うんざりする時もあります。
息子は信じられないくらい可愛いんですよ。
でも、そんな事言ったら、ヤバい母親になっちゃう。
とにかく、そんなモヤモヤが中野さんのお陰で、すっきりと晴れました。
読書っていい。